今回初めて、PCR検査が感染症の診断に地球規模で使われました。そして、かつてないパンデミック騒動が起きました。PCR検査が、症状での診断よりも重要な位置を占めるようになったのです。しかし、PCRは、遺伝子を高倍率で増幅する方法であり、病原性を検査するものではありません。それにも関わらず、多くの人がPCRで病原体の存在を検査していると考えるようになっています。WHOの検査検査検査は、PCR検査であり、病原体検査をする方法としてのお墨付きを与えたような形になりました。マスコミが、PCR陽性者を感染者と置き換えて報道したことが、一般の人に誤解を与えたようです。
無症状の人が感染源になるという話、非常に強い伝播力を持つという話、そして中国からこのウイルスがやってきたという話は、PCR検査が病原体を検査しているという前提のもとに作られた仮説です。実証的に確かめられたものではありません。しかも、PCRが病原体を検査しているということも、仮説に過ぎません。PCRが本当に病原体を検査しているのかを確認する必要がありますが、これも実証実験が出来ていません。
今回の騒動の中心的な役割を果たした、無症状の人が感染源になるという話、非常に強い伝播力を持つという話、そして中国からこのウイルスがやってきたという話は、最初から事実関係を見直してみるということが必要ではないでしょうか。仮説に仮説を積み重ねると、何が仮説で何が実証実験で確かめられたのか分からなくなってしまうのです。
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無症状感染者は集団免疫状態にある
