DNAワクチンの問題を考えるために

DNAワクチンの臨床試験がいよいよ始まろうとしています。DNAワクチンには、一体どのような問題があるのでしょうか。ここでは、一般のDNAワクチンについて考えてみます。
 DNAワクチンは、プロモーターというRNAへの転写を起こす遺伝子配列と目的とするタンパク質遺伝子が大腸菌プラスミドベクターに組み込まれた形をしています。このDNAワクチンは、宿主細胞に入らないとタンパク質を発現することができません。それでは、どのようにして細胞にDNAワクチンを入れるのでしょうか。そして、どの細胞にDNAワクチンをいれるのでしょうか。
 実は、DNAが細胞に入る仕組みはよくわかっていません。ひとつの可能性としては、炎症部位に集まった食細胞がDNAを取り込むことが考えられます。そして、タンパク質を合成したあとに、このタンパク質を抗原提示細胞がリンパ球に情報を伝えて、Bリンパ球が抗体産生細胞になり、抗体を作り出す機構が考えられます。しかし、目的を終えたDNAが、どのような代謝経路をとるのかなど、不明な点が多く、未知の危険性を持っている可能性があるのです。

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