PCRキットの非特異的反応とはなにか

PCR検査キットの添付文章から、今回の感染症の常在ウイルス説を考えます。PCR検査キットの説明書には、インフルやアデノウイルスなどの様々な気道感染症において非特異的な反応があるとするものがあります。その一方で、同じ病原体に対して交差反応なしとするPCR検査キットがあります。これらの間には、なにか本質的な違いがあるのでしょうか。
 インフルやアデノウイルスなどの様々な気道感染症において非特異的な反応があるとする米国CD社のキットには、診断用でなく研究用であるという注意書きがかいてあります。一方神戸市にある日本のメーカーのPCRキットには、診断用という記載があります。実はこれらのPCRキットには、本質的な差はありません。非特異的な反応があるとするCD社のキットは、様々な気道感染症において陽性になるということを親切に記載しています。これは、会社が保有する昨年以前の咽頭スワブサンプルを用いて、PCR検査を行った結果であると考えられます。その一方、日本のキットは、培養した各種病原体ウイルスではPCR陽性にならないということをし際しているのです。
 CD社の検査キットにはマニュアルの冒頭から非特異的反応があるという記載をしており、今回問題となっている常在ウイルスが各種の気道感染症においてPCRに反応することを示唆しているのと考えられます。

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