ウイルスの増殖速度から伝搬力と病害性を予測する

ウイルス性気道感染症の症状や他の人への伝搬力は、およそ気道上皮細胞で産生されるウイルス量に比例すると考えられます。インフルエンザウイルスと新型コロナウイルスと増殖速度は、どの程度違いがあるのでしょうか。培養細胞による増殖速度から、両者を比較してみます。厳密には、細菌のような2分裂で増殖しないので、倍化時間のような概念は使えないのですが、およその増加速度を比較することは可能です。
 新型コロナの培養に関する2つの論文のデータとの培養による増殖を比較しました。その結果、新型コロナウイルスの増殖速度は、インフルエンザウイルスと比較して、計算上は1万分の1以下になりました。その結果、新型コロナウイルスの増殖は、大変緩やかであり、ほとんど他への伝搬力を持たず、症状を起こすような増殖をしないウイルスであり、個体数としてもマイナーな常在ウイルスと考えられました。

田中宇の国際ニュース解説
新型コロナのウイルスは存在する?
http://tanakanews.com/200708corona.htm
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のウイルス学的特徴と感染様式の考察(白木公康)
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14278
オーストラリアウイルス分離論文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32237278/
感染研PNASE論文
https://www.pnas.org/content/pnas/117/13/7001.full.pdf

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