実証実験は、因果関係を明らかにする

科学において、実証実験が大きな意味を持っています。実証実験は、因果関係を明らかにするという意味があります。科学における因果関係は、誰がやっても同じことが示されるという客観性が重要です。
 例えば、A+B→Cというような化学反応において、AもBもCも観察により見ることが出来ます。いわゆる実像です。この反応の過程は、理論であって、見ることは出来ません。理論は虚像です。だれも、実際に見ることは出来ません。しかし、反応を合理的に説明するものです。感染症においては、病原体が増えることによって、症状が出ます。病原体が増えることも、症状も、客観的に見ることが出来ます。すなわち、原因も結果も実像です。
 迷信においては、原因は虚像であり、結果は実像です。キツネツキや怨霊により病気が起こるというような考え方です。キツネや怨霊は見ることが出来ません。病気の症状は見ることができます。宗教における来世信仰のようなものは、原因は実像、結果は虚像です。来世のことは、一般的には見ることは出来ません。
 新コロ騒動において最も社会に影響しているのは、無症状者が感染源になるという話です。このために、マスク社会、3密を避ける、イベント中止、自粛などを行う社会になっています。
 PCR検査は中国論文の遺伝子に類似した遺伝子断片を調べるものであり、ウイルスの存在を見るものではありません。PCR検査が陽性だからと言って、新コロウイルスがいるということは言えないわけです。したがって、無症状でPCR陽性者を新コロ感染者とすると、その病原体は実体の確認できない虚像ということになります。この人がウイルスをまき散らす可能性があるということで、隔離しているわけですが、だれも実際にウイルスがまき散らされるということを確認していません。ウイルスをまき散らすというのも、だれも見ることが出来ない虚像なのです。
 すなわち、新コロ騒動においては、原因も結果も虚像なのです。無症状感染者がウイルスをまき散らすということで、マスクをする社会になっています。これは、マスコミの情報や関係機関の要請に基づいて、マスクをすることが当たり前のようなことになってしまったようです。これは科学的な根拠に基づいているわけではなく、迷信や宗教的な理由による虚像の社会的要請のようなものが働いた結果であると考えられます。
 このように、科学と感染症という意味から、マスク社会の意味を考え直す時期に来ていると思います。

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