PCRを使って産地の特定は可能か

今回の騒動において、PCR検査が標準的な検査法として使われています。PCR検査で、中国からやってきた危険なウイルスと断定できるでしょうか。つまり、PCR検査により中国産のウイルスと断定できるという理由で、新コロ感染者として隔離しているわけです。また、感染者が増えてくると自粛により、地域経済に大きな損害を出しています。また、学校教育において、マスクや、遠隔授業など、学校教育の姿が大きくゆがめられています。そして、遺伝子組み換えワクチンです。
 農産物の場合、産地を表記したラベルが貼られています。各産地の農産物の成分を分析して、その産地の農産物に特有の成分があるとか、成分構成に差があるとかいう場合には、産地の特定が出来る場合があります。あらかじめ各産地の成分分析をしておいて、これを基礎データにします。サンプルを同様に成分分析して、基礎データとの類似性を調べます。両産地の農産物に成分の差が無ければ、この方法での産地の同定は出来ないのです。そのために、事前の各産物の成分分析という基礎データが非常に重要な役割を果たします。
 今回のウイルスの場合はどうでしょうか。中国と日本における類似のウイルスに関する事前の調査はされたことはありません。つまり、今回のPCR検査で陽性になるウイルスの分布調査です。では、なぜPCR検査で陽性になった人を中国由来のウイルスを持っていると言えるのでしょうか。それは、中国のグループから発表されたNature論文に付随したGenbankの遺伝子情報です。この遺伝子情報と類似しているという理由です。しかし、PCR検査はゲノム全体の300分の1の領域を調べているのです。のこりの300分の299は、何も調べていません。このNature論文の遺伝子情報は正しいでしょうか。本当に肺炎を引き起こすウイルスの遺伝子でしょうか。彼らもその点には、言及していません。この論文の遺伝子が肺炎を引き起こすという決定的な証拠はまだ得られていません。
 このようなことから、PCR検査だけでは、危険なウイルスという証拠にはならないと考えられます。日本にもともとあるウイルスの基礎調査のデータがないためです。PCR検査の結果だけでは、中国からやってきた危険なウイルスとは同定できないわけです。
 危険なのは、中国由来のウイルスではなく、良くわからない遺伝子をみつけて騒いでいるという騒動をそのまま受け入れているという社会の方ではないでしょうか。

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