騒動の原因は、PCRが人の遺伝子に反応するためという説

PCRは、2種類の違ったプライマーという短い遺伝子を使って、これと類似性の高い部分2か所を挟み込んで増幅します。プライマーが違えば、違った遺伝子が増幅されます。世界の各社から販売されているPCRキットや世界の公的機関が用いているPCRのプライマーセットには、多数の違ったものが存在します。そのために、増やしている遺伝子の種類も多種多様になります。もし仮に新コロの定義を、PCRに反応するウイルスとするならば、新コロウイルスは多種多様の集合体でです。どこの会社の、何のプライマーに反応する新コロとでも言わない限り、話がかみ合いません。あるキットで陽性になっても、別のキットでは陰性ということも起こり得ます。
 この多様なプライマーの中で、WHOの公文章に掲載された配列がヒトの第8染色体の遺伝子と一致するという話が話題になっています。調べた範囲では、この配列は第8染色体ではなく、第11染色体、第6染色体の遺伝子と一致する部分が見られました。また、感染研のリアルタイムPCRプライマーに人の第8染色体、第10染色体の遺伝子に一致する部分があることが判りました。2種類の違ったプライマーで挟み込む形で遺伝子を増幅させるので、1つのプライマーが人の遺伝子と類似性が高くても、直ちに人の遺伝子を増やすことにはなりませんが、偽陽性の原因になり得ます。ウイルスの遺伝子が、人の遺伝子のある部分が類似することはある程度避けることが出来ませんが、この新コロゲノムの中でも、人の遺伝子と一致する部分が少ない部位もあります。なぜ人の遺伝子と一致する割合が高い部分を選んでプライマー設計を行ったのかは、不明です。

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