2021年9月26日「ディスペンセーション主義キリスト教シオニズム」病ー その治療のための処方箋シリーズ ー① ステファン・サイザー著『キリスト教シオニズム』概要紹介

「ディスペンセーション主義キリスト教シオニズム」病ー その治療のための処方箋シリーズ ー① ステファン・サイザー著『キリスト教シオニズム』概要紹介

 いつもは、『詩篇』傾聴シリーズに取り組んでいるのですが、今日からしばらくは「ディスペンセーション主義キリスト教シオニズム」病ー その治療のための処方箋シリーズ ーを挿入し、取り組んでいきたいと思います。
 最初に関連聖句を唱和しましょう。
マタイ13:24 イエスは、また別のたとえを彼らに示して言われた。「天の御国は次のようにたとえられます。ある人が自分の畑に良い種を蒔いた。13:25 ところが人々が眠っている間に敵が来て、麦の中に毒麦を蒔いて立ち去った。13:26 麦が芽を出し実ったとき、毒麦も現れた。
マタイ5:9 「平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるからです」
 しばしの「方向転換」の経緯を説明させていただきます。
先日、拙著『福音主義イスラエル論Ⅰ・Ⅱ』を読んでくださった先生から一通のメールが届きました。「キリスト教シオニズムの地球規模での変貌に関する国際会議に参加してくださり、講演に対するコメントをしていただけないでしょうか」と。
 時に「迷惑メール」のケースもありますので、いろいろ調べさせていただき、「信頼できる内容」と確認できました。会議まで一ケ月あり、「講演者の原稿」も事前にいただけるということでしたので、「参加し、英語で10分程度のコメント」をさせていただくことにしました。
主催者の意向もお聞きし、主として拙著『福音主義イスラエル論Ⅰ・Ⅱ』の視点と日本における、キリスト教シオニズムの運動・教えの最近の動向等に触れつつ、講演にコメントさせていただく方向で準備しているところです。
 わたしがコメントすべき対象は、「アフリカにおけるキリスト教シオニズム」と「インドにおけるキリスト教シオニズム」の講演に対してです。まだ講演原稿を受け取っていなかったのですが、早めの準備をと考え、二人の講演者に関する情報を収集し、著書や論文等に目配りしていきました。すると「アフリカにおけるキリスト教シオニズム」の講演者には、この名前を冠した編著書“Christian Zionism in Africa”があり、それをキンドル本で読ませていただきました。
 アフリカにおけるキリスト教会において、「大きな変化が起こってきている」ことが記されていました。アフリカにおけるキリスト教会に「キリスト教シオニズムの運動や教えが浸透しつつある」ということでした。
(中略)
 この本は、その歴史的起源、その神学的基盤、この運動の政治的諸結果を明らかにすることが意図されています。
 この本が、(キリスト教シオニズムの)推進者と批判者の間で、より重要な対話がなされるにとどまらず、肉体的にも霊的にも、アブラハムの子供たちの間の平和がより広範囲に探究されることに貢献できることを期待されています。
 イエス・キリストは、マタイ5:9 「平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるからです」と言われました。
今日は礼拝説教とは言えない、「キリスト教シオニズム」に関するショート・レクチャーという感じのお話でした。研究所のチャペルだからゆるされると思います。また、「寝ている間に、蒔かれ続けている毒麦」についての、今日、本当に必要とされている情報と思います。
 一宮基督教研究所チャペルの皆さん、またインターネットを通して視聴してくださっているシンパ層の皆様にとって、このシリーズが「良きワクチン接種」の機会となり、皆さんを通して、このテーマで「迷える羊」となっておられる方々に「治療の手」が伸べられていくよう祈っています。祈りましょう。

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