病原体の存在は、証明されているのか

感染症の対策において、病原体はどのようなものであるのかという解析が欠かせません。今回の感染症の病原体は、どの程度明らかになっているでしょうか。
 確実なのは、遺伝子構造が中国のグループから発表されているということと、この遺伝子構造を使って、世界各国においてPCR検査が始まったということです。
 病原体の確認のためには、この遺伝子構造が正しいのかということの確認、病原性及び伝播性についての実証実験が必要です。
 感染実験においては、感染に用いる病原体及び病変局所から得た病原体の遺伝子が、中国論文の遺伝子構造が基本的に一致することが必要です。また、病理解剖の病変部位からも同じ遺伝子が確認される必要があります。伝搬性の確認においても、飛沫中に同じ遺伝子の病原体がいるのかという確認や、感染実験で同じ病原体が確認できるかなどです。
 このような病原体の確認において、欠かせないのが遺伝子の一致です。その次に定量的な解析が必要です。病変を引き起こすレベルの病原体があるかということです。
 現状では、遺伝子レベルで同一性を確認した事実が、見当たりません。一部の論文にPCRや、シークエンスデータがありますが、中国論文との一致を示していません。病原体の存在は、いまだに科学的に証明されていないということになります。
 このような遺伝子レベルでの解析は、技術的には容易なはずです。しかし、これに関連する論文では、このような解析のデータが存在しないのです。これは一体何を意味するのでしょうか。

病原体遺伝子を報告した中国論文
https://www.nature.com/articles/s41586-020-2008-3.pdf

サル感染実験に関する論文
https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2020.05.13.093195v1
https://science.sciencemag.org/content/sci/early/2020/05/19/science.abc4776.full.pdf
https://www.nature.com/articles/s41586-020-2324-7

イヌ、ネコ、ハムスターへの感染実験に関する論文
https://www.nature.com/articles/s41586-020-2334-5_reference.pdf
https://www.creative-diagnostics.com/pdf/CD019RT.pdf
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32408338/

死体解剖に関する論文
https://link.springer.com/article/10.1007/s00414-020-02317-w
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2011400
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1556086420301325

感染研削除の米国Genbank遺伝子データベース情報 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/nuccore/LC521925

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