検査の目的は症状を理解して病因を明らかにすること

今回の騒動において、PCR検査が独走する形で感染者と称して健常者を病人として隔離することが行われています。これには、医療の基本を議論もなく変えてしまっているわけで、大きな問題を抱えています。  従来の医療は、医師が病人の症状を診察して、必要に応じて検査を行ってきました。検査は症状を理解して,病因を明らかにするために行われていたのです。検査は、病状を理解するために必要なデータを集めることを可能とするように、各種の条件決定が行われ、最適化されていました。  今回のPCR検査は、問題としている新コロウイルス遺伝子と似たものを、最高感度で見つけだすことを行っています。症状との関連付けるために、最適化することはおこなわれていません。PCR陽性者は、健常者であっても、無症状感染者として隔離することが果たして必要なのかという検討もされていないのです。PCRが病原体ウイルスでないものを引っかけていたら、とんでもないことになります。  そもそも、問題としている新コロウイルスの感染者において、症状を説明しうるウイルス数やウイルス抗原特異的な抗体値の感染後の経日変化の実測値が公表されたことがありません。関連する科学論文を調べても、これらの一連のデータが見つからないのです。公表されているウイルス数のデータでは、常在ウイルスとしか考えられないのです。病原体ウイルスであれば、症状を説明しうるウイルス数や抗体価のデータが存在しないわけがありません。  新興感染症においては、このような感染後のウイルス数の変化と症状の推移、そしてウイルス抗原に特異的な抗体価の推移のデータが不可欠です。これがわからないと、必要な対策が立てられないはずです。  常在ウイルスを検出しているだけなら、隔離も薬もワクチンも必要ありません。また、自粛やマスク、3密を避ける、移動制限なども必用ないわけです。感染症対策に必要な基本データが出ていないことに、今回の騒動の本質がありそうです。

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