入管法改正案が参院法務委で可決 難民申請の回数制限“命の危機に”(2023年6月8日)

 8日午前に参議院法務委員会で可決された出入国管理法の改正案では、難民認定の申請が原則2回までに制限されます。3回目の申請で認定されたロヒンギャ難民の男性が、回数制限によって命の危機にさらされる人が出てくると訴えました。

 入管法改正案では、難民申請について3回目以降は母国への強制送還が可能となります。

 一方、出入国在留管理庁によりますと、これまでに3回目以降で難民に認定された外国人は3人です。

 ミャンマーの少数派イスラム教徒ロヒンギャの男性は、迫害を受ける恐れがあるとして日本で難民申請をしました。

 2回にわたって却下され、2021年の軍事クーデター後に3回目の申請で認定されました。

 男性は、申請の回数制限によって強制送還されれば、命の危機にさらされる人が出てくると訴えます。

 ロヒンギャ難民の男性(39):「困っているから難民申請している。それは2回が3回になったからって、無理やり帰ってもらうというのは変。ミャンマー政府は本当にいっぱい人を殺している。(送還されて)捕まったら終わり」

 改正案では、「相当の理由」があれば強制送還を停止できる規定もあり、適切な運用が問われます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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