自民党一の“脱原発男”講演会で「脱原発」言わず なぜ?

自民党の「脱原発男」とも言われる国会議員の講演会が物議を醸しています。処分を求める意見書が出る事態、一体、何があったのでしょうか。

 「『お前、本当に自民党なのか』と、『何だったら違う政党行った方が良いんじゃないの』と何度も言われました」(自民党 秋本真利衆院議員)

 茨城県水戸市で28日、講演会を開いたのは、自民党の秋本真利衆院議員。原発再稼働を進める方針の自民党に所属しながら、脱原発を訴える本を出版し、河野大臣からも“自民党一の「脱原発」男”と評される人物です。講演会は書籍の出版を記念して行われたもので、“脱原発”についてどのような発言をするか注目されていました。ところが・・・

 「再生可能エネルギー以外の全ての電源は、2050年にこの国に残っているエネルギーは再生可能エネルギー以外にはないと」(自民党 秋本真利衆院議員)

 およそ1時間の講演で再生可能エネルギーの重要性は繰り返すものの、ついに“脱原発”という言葉は一度も使いませんでした。一体、なぜなのでしょうか?きっかけは今月12日、二階幹事長に提出されたこの意見書です。

 「今回の講演を辞退するよう指導すること」

 提出したのは、秋本氏が講演を行った茨城県の自民党県連です。県連は東海第二原発の再稼働問題がある中、地元の事情を顧みず、立憲民主党などの地方議員が主催者に含まれる講演会で脱原発について話すことは、県知事選や総選挙への影響も懸念され「反党的行為」だと猛反発。従わない場合は処分を検討するよう、二階氏に申し入れたのです。

 「(県連からの)要望に対して意向は(秋本氏に)伝えてありますから、あとは本人の良識の判断に待つより仕方がない」(自民党 二階俊博幹事長〔22日〕)

 党側と調整した結果、秋本氏は「原発の話は一切しない」と約束する文書を県連幹部に提出することで講演を行いました。党の対応について、秋本氏は・・・

 「それぞれ地元には地元の事情がありますし」(自民党 秋本真利衆院議員)
Q「再エネ以外のあらゆる電源はなくなる」とは原発も含まれるということでいいか?
 「再生可能エネルギー以外のあらゆる電源と表現したのは、再エネ以外は全て含むということです」(自民党 秋本真利衆院議員)

 脱原発という言葉を口にすることは最後までありませんでした。こうした事態について自民党内からは・・・

 「議員の発言に党が制限を加えるべきではない。“自由”民主党なんだから発言は自由であるべきだ」(自民党ベテラン議員)

 秋本氏は、今後も国会や党でエネルギー政策の転換を主張し続けていくとしています。(29日15:42)

#自民党  #原発 

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