青森県知事や衆議院議員などを歴任 木村守男さんの「お別れの会」 参列者たちがありし日の姿をしのぶ/弘前市

青森県知事や衆議院議員を歴任した、木村守男さんの「お別れの会」が弘前市で営まれ、参列した人たちが、最後の別れを惜しんでいました。

木村家と藤崎町合同のお別れの会は、木村さんが知事時代に建設された、弘前市の県武道館で執り行われました。

6月25日、老衰のため85歳で亡くなった木村さんをしのび、政財界などからおよそ1700人が参列。ありし日の姿に思いをはせながら、遺影の前で手を合わせていました。

元衆議院議長の大島理森さんが、弔辞を読み上げ、先輩政治家に哀悼の気持ちを述べました。

【元衆議院議長 大島理森さん弔辞】
「(出会った時)そのリーダー役としての木村先生は、ほとばしる熱い青雲の志を持つ方だと、私は思いました」
「先生に刺激を受け、学び、時には競い合い、最後には先生と大いなる志を共にし、手を携え歩かせていただいたことに、大島理森心から感謝申し上げます」

そして、遺族を代表し、次男で衆議院議員の木村次郎さんが謝辞を述べました。

【衆議院議員 木村次郎さん】
「この青森県武道館は、父が相当の思い入れをもって建てたものであるがゆえに、父もきっと喜んでくれていると思います」
「今頃は、泉下の父が、(亡くなった長男の)太郎やっと追い付いたじゃ、と語らい合っていることと思います」

参列した人たちは、郷土愛にあふれた政治家、木村さんとの最後の別れを惜しんでいました。

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