2006年11月4日 天才・副島 隆彦の世界史講義

https://youtube.com/watch?v=krQZKhScZMA

副島 隆彦先生&学問道場のお弟子さん、一般国民全体の利益のために、著作権の侵害をお許し下さい。申し訳ありません。
最新の動画は、副島先生の学問道場で、買って下さい。http://www.snsi.jp/
(終わり)

追記

ひのまるジャーナルの仮説 

現生人類の4つのグループ。

① 狩猟採集民 (非文明人、地元民、郷土系、原始人、狩猟採集系。アジアやアフリカなどの原始人。これは、21世紀現在でも生活しています。20万年前頃に始まる。)

② 農工民   (文明人、地元民、郷土系、生産系、シュメール人、古代エジプト人、インド人、中国人など。1万年前頃に始まる。)

③ 騎馬遊牧民  (文明人、非地元民、大陸系、生産系&武力略奪系、インド・アーリア人。6000年前頃に始まる。)

④ 商業民    (文明人、非地元民、海洋系、海上輸送の技術は持っている。事象の共通項を抽出して、法則化するセンスが高い。ウソとダマシ系、フェニキア・ユダヤ系の人達。5000年前頃に始まる。)

この4大グループの利害関係の対立が、現生人類(ホモ・サピエンス)の環境だと思います。

それはそうと、

枠の中に、ハメ込まれると、ユダヤのウソとダマシの引っ掛かります。

現生人類の文明史以前の、宇宙史を追記します。

宇宙の年齢は、未確定。

太陽と地球の年齢は、46億歳で、大まかには同じ年齢。

40億年前(±2億年) この頃、地球に、原始生命が誕生しました。

1953年のユーリーとスタンリー・ミラーの実験。
実験装置は、素材(メタン、アンモニア、水素)に水を加えたフラスコ(ガラス瓶)で、中からアミノ酸の無生物的合成を確認した。

ユーリーとミラーの実験結果で、細胞の前々段階の材料は出来ました。

しかし、現在まで、実験室で化学物質から生きている細胞を作り出せた人はいない。細胞の誕生の瞬間については、現在でも、謎( 分からない )です。

現在でも、生命の構成要素が、どうして生きた細胞になったのか?という謎は、現在も謎です。

30億年前 シアノバクテリアの発生 光合成の始まり。

単細胞生物のバクテリア(原核生物)同士が融合して、より複雑で高等な生物へと進化して行った。

27億年前 – シアノバクテリアが大量発生。
当時の地球の大気は、90%以上の二酸化炭素。90%の大気中の二酸化炭素の濃度は、下がって行った。

最初の光合成の証拠として西オーストラリアの27億年前の地層から発見されたストロマトライトの化石。

縞状鉄鉱床。

20億年前から10億年前 – 真核生物出現。細胞の遺伝情報の保存と伝達。

12億年前に、最初の有性生殖は始まった。

10億年前まで、地球上には、2つの微生物だけであった。
① 最初に登場した単細胞バクテリアで、メタンと酸素を老廃物として放出した。
② 比較的新しい時代に生まれ、複雑な構造をもつ多細胞生物(真核生物)で、大気中に増えつつあった酸素をエネルギー源にした。

カンブリア爆発とは、およそ5億4400万年前から5億3000万年前の時期に、今日見られる生物の体制が出そろった現象。

5回の大環境変化で、地球上の種の1%が生き残る、5大事件。
4億4400万年前
3億6000万年前
約2億5100万年前 
2億年前
6550万年前。

中生代 約2億5217万年前から約6600万年前までの期間
中生代(ちゅうせいだい Mesozoic era)である。恐竜が生息していた時期にほぼ対応する。ワニは生き延びて、恐竜は絶滅した。

哺乳類の起源は古く、2億2500万年前には、最初の哺乳類といわれるアデロバシレウスが生息していた。
現在見つかっている中で、最古の哺乳類。属名は「目立たない王」の意。

恐竜の平均体重は850キロである。ちなみに、現世哺乳類の平均体重は863グラムである。
1億3000万年前頃に花(顕花植物)は、それより前には存在した証拠は見つかっていない。

30億年前の二酸化炭素の濃度は90%以上。
6550万年前は0.3%(3000ppm)。
現在は0.040%。

新生代(しんせいだい Cenozoic era)は6500万年前頃から現代までの期間

2500万年ほど前、南アフリカ大陸の地層に、初めて猿の化石が出現する。
人類は、約2000万年前に類人猿から枝分かれしたと考えられている。
しかし、人類が、いつ、どうのように進化したのかを示す化石が、ほとんど見つかっていない。

1990年初頭に分子生物学者たちが、人類とチンパンジーのDNA配列は96%以上が同じであることを発見した。

700万年前に、類人猿の系統から、現生人類の系統は、およそから分岐したと結論づけた。他の系統はチンパンジーとボノボになった。

200万年前、ホモ・ハビリスのオスの脳が1000ccを超えて、遺伝子を押さえ付けた。それで、オスが性欲を無くして、メスが化粧を始めた。

200万年前、ホモ・ハビリス(240万年前から140万年前)は、新しい人類、ホモ・エレクトス(200万年前-7万年前)に進化した。

ホモ・ハビリスは、ライオンなどの猛獣の餌食になった。しかし、ホモ・エレクトスは槍を作った最初の人間だ。猛獣と戦うと、ホモ・エレクトスのほうが勝利を収めた。

ホモ・エレクトスは、自由に動かせる手、大きな脳、火を使えた。
火で祖先を悩ませた大型の肉食獣を追い払えた。
ホモ・エレクトスは、100人ほどで集団で暮らしていた。
1年に10キロという、とてものんびりしたペースで移動したとしても、1000年あれば、10000キロは、歩いて到達できる。

ホモ・サピエンスとホモ・エレクトスの共通祖先が分岐したのはおよそ20万-180万年前。

約20万年前 ホモ・エレクトスは絶滅した。

5万年前 ホモ・サピエンス(現生人類)の人数が増え始めた。

ホモ・サピエンス(現生人類)の狩猟採集民は、何万年にもわたって、全世界で、500万人ほどの人口を維持した。その人口の数の過度な変動はは無かった。

氷河期は5つ。ブリタニカ百科事典より。
ヒューロニアン氷期は、24億年前のシデリアンから21億年前。
十分裏づけされてきた氷河時代で、過去10億年の間でおそらく最も厳しかったものは、8億5000万年前から6億3000万年前(クライオジェニアン)。
アンデス-サハラ氷河時代は4億6000万年前から4億2000万年前。
カルー氷河時代3億6000万年前から2億6000万年前。
現在の氷河時代は、新生代の更新世(約258万年前から)始まった。

約1万8000年前に、最期の氷河期のピーク。
最期の氷河期は、かなり唐突に幕を閉じた。約1万4000年前、地球の平均気温は約7度も跳ね上げり、それまで、氷に覆われていた世界は、たちまち、今日と変わらない穏やかな間氷期(かんぴょうき)の世界に様変わりした。

新生代の完新世(かんしんせい、Holocene)が現在。

約1万4000年前の世界的温暖化で、日本列島は温暖化。広葉樹の森林化が進む。

それによって、日本列島の大型動物(大型獣、ナウマン象、大角鹿、ヘラ鹿、バイソン)が減り始める。絶滅した理由は、日本列島の草原が無くなり始めたから。

日本列島の温暖化で、草原が消え始めて、日本列島の広葉樹の森林化。

そして、大型動物の減少・絶滅。日本列島の広葉樹の森林化によって小動物(たぬき、きつね、いのしし)が増え始めた。現在の森林環境になる。

最古の日本人のルーツ(祖先)は、12000年以上前、南方系のモンゴロイド人と北方のモンゴロイド人。

約12700年前に始まった間氷期によって、アフリカ・中央アジア・西アジアで、農業・牧畜(馬、、羊、牛、豚など)が始まった。

約9000年頃の中央アジア・西アジアから家畜や種子と共にヨーロッパに彼らは来た。
現在でも残るヨーロッパの巨石文化の建造物は、非遊牧民のヨーロッパ人が残した記念碑。母系社会で女性を崇拝する傾向があった。

約12700年前頃、氷河期が終わると、北アフリカでは、木や森が点在する広大な草原に変わって行った。

その草原で狩猟採集する生活する人達は、長年の間に、ナイル川の側で定住した。小麦、大麦などを育てて、あちこちに小さな村落が成立した。
こうして、ナイル川流域は豊かで強大な文明が築かれる基盤が整った。

紀元前4000年前には古代エジプトは、大型ピラミッドを見て分かるように、高度な文明を発達させていた。

紀元前4000年頃から、ウクライナ(デレイフカ)のポンティック・ステップと呼ばれる大草原で暮らしていた遊牧民は、野生馬を家畜化させた。

馬をコントロールするのは男性が有利だった。この馬を飼い慣らして、繁殖させた。
紀元前4000年頃の墓には、人の骨と馬の骨が埋葬されている。

騎馬遊牧民の発生とゾロアスター思想の発生。
ゾロアスター教は、善と悪の二元論で、世界を善神(光)と悪神(闇)の戦場と考えた。
最後の審判(最終決戦)の後、新しい完全な世界は達成するという教義。

平均的な思考では、負けて殺された動物、負けて殺された人間は、道徳的に悪だったとは、ならない。しかし、武力で勝利したから、道徳的にも正しいという、飛躍した思考(あるいは、堕落した思考)は、ゾロアスター教の新しい発明である。

現代の4大宗教を含めた高度な宗教という概念の根底は、ゾロアスター教。

ゾロアスター教は、一神教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)の原点です。

宗教対立の本質とは、 一神教 VS 死者の精霊主義という素朴な文化。

メソポタミア(ギリシャ語で「複数の河の間」)は、チグリス川とユーフラテス川の間の沖積平野。

紀元前4000年頃のメソポタミアのシュメール人最古の都市文明。

メソポタミアで、シュメール人が、壁に囲まれた都市文明を最初に生み出した。
紀元前4000年頃に、シュメール人が、灌漑農法を発明した。穀物の収穫は大幅に増加した。

紀元前4000年頃に、メソポタミアで青銅器は作られたようだ。

シュメール人は、穀物(食料)の預かり証(銀などの金属。)として、通貨と金利を大規模に利用した。これが、近現代社会につながる貨幣制度の最初。

シュメール人は本来、平和的な民族だった。

紀元前2000年頃から、アーリア人(=インド・ヨーロッパ語族)の部族の中で、とても強い騎馬の武装集団が出現した。

ハムラビは紀元前1810年に生まれて、同1750年に没した。バビロニア帝国の初代王。アムル人。 メソポタミアの統一を回復したことで有名。

282条から成るハムラビ法典を誰にも読めるようにと、高さ2.5メートル近い石版に刻ませて、バビロンの中心に置いた。ハムラビ法典は、司法の基礎。

アブラハム=ハムラビ

紀元前16世紀-紀元前1180年
ヒッタイト人は、インド・ヨーロッパ語族のヒッタイト語を話し、紀元前15世紀頃アナトリア半島にヒッタイト王国を築いた民族。高度な製鉄技術によりメソポタミアを征服した。最初の鉄器文化を築いた。

紀元前15世紀頃から紀元前8世紀頃にフェニキア人は繁栄した。これ、投機家、商業金融の元祖。

紀元前1250年に、モーゼの出エジプト。これで、ユダヤ人の発生。

インダス文明(紀元前2000年前から現在)
インドでは、新しく流入した文化集団は、既存のグループと混合しないで、それぞれの集団が、別々に成立している。

インドでは、世界のどの地域よりも、古代の文化や信仰が、そのままの形で残った。

中国文明の誕生(紀元前3000年前から現在)
水田稲作の米と絹と鉄は、中国大陸を史上最大で、もっとも長続きする国へと押し上げた。

紀元前1050年頃  周王朝による華北の統一 。周の伝説上の始祖は、后稷(こうしょく)。

(終わり)

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