【櫻LIVE】第441回 – 木村太郎・ジャーナリスト × 櫻井よしこ(プレビュー版)

櫻井よしこ&木村太郎「米中激突、裏の裏」
日米首脳会談で通商政策に人権問題が入る
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 米中外交トップ級会談はアメリカ最北アラスカ州アンカレッジで行われました。ブリンケン国務長官は、会談の冒頭、寒冷地の空気よりも尚冷徹な強い調子で「新疆ウイグル自治区、香港、台湾、米国へのサイバー攻撃、同盟国への経済的な強制行為に関する我々の深い懸念についても提議する」と言い放ちました。
 これに対し、楊潔篪政治局員は「米国が自国流の民主主義を他国に押し付けるのはやめることが重要だ。米国民の多くは民主主義への信頼を失っている」と怒りを爆発させ、時にブリンケン長官を指で指すという非礼なジェスチャーを交えながら20分にわたり反論しました。世界中が息を殺して見守る緊張の中、前代未聞の二大国の激しい応酬でした。
 しかし、物事には裏のさらなる裏もあります。仕掛けたのはブリンケン国務長官なのか、楊潔篪政治局員なのか。中国側は「対立ではなく(中略)協力を拡大する用意がある」と明言し、激しい討論の中でも安定と継続を願っていることを強調しています。ブリンケン国務長官の発言に対しては、「よく言った」という評価がある一方で、「協議が始まる前に、中国人たちの面子を潰すようなことを持ち出したのはアマチュアのやり方」という保守系の論客からの批判もあります。
 4月2日金曜夜9時『櫻LIVE 君の一歩が朝(あした)を変える!』第441回放送は、ジャーナリストの木村太郎さんと米中対立と日米首脳会談を論じます。
 櫻井キャスターは以下の質問を準備し対談に臨みます。
(1)バイデン政権の対中外交をどう読み解くか。ブリンケン国務長官は非常に厳しい意見を述べたが、米国側はどこまで原則を崩さずに対中外交を展開できるか。バイデン氏とブリンケン氏の対中政策は一致しているのか。中国のバイデン政権に対する評価はどのようなものだと推測されるか。中国もまた、必死ではないのか。
(2)日米関係でバイデン政権が日本に求めるものはなにか。4月9日の日米首脳会談に向けて日本が心しておくべきことはなにか。
(3)安全保障環境が劇的に変わっている。台湾有事も近未来に起きる可能性が大きくなっている。無論、尖閣についても同じである。わが国は対中対米でなにをするにしても日本独自の国防力を格段に強めなければならない。それが菅政権にできると思うか。
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