ロスチャイルド男爵

ロスチャイルド男爵, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=2850225 / CC BY SA 3.0

#ロスチャイルド男爵
#連合王国貴族の男爵位
#ロスチャイルド家
#1885年設立
ロスチャイルド男爵(英語: Baron Rothschild)は、イギリスの男爵位。
連合王国貴族。
第2代準男爵サー・ナサニエル・ロスチャイルドが1885年に叙爵されたことに始まる。
2015年現在の当主は第4代ロスチャイルド男爵ジェイコブ・ロスチャイルドである。
英国ロスチャイルド家初代当主であるネイサン・メイアーは1822年にオーストリア皇帝フランツ2世より男爵位を与えられ、オーストリア貴族に列していた。
イギリス国内における称号では、1847年1月12日にネイサンの次男であるアンソニーがイギリス女王ヴィクトリアにより(グローヴナー・プレイスのロスチャイルド)准男爵(Baronet “Rothschild of Grosvenor Place”)位を与えられている。
この準男爵位は長兄ライオネルの息子たちへの特別継承規定を認めていた。
そのため、男子の無いアンソニーが1876年に死去すると、ライオネルの長男ナサニエルが准男爵位を継承した。
さらにナサニエルは1885年6月29日にヴィクトリア女王よりハートフォード州におけるトリングのロスチャイルド男爵(Baron Rothschild, of Tring in the County of Hertford)に叙され、連合王国貴族に列した。
爵位名はナサニエル自身がヴィクトリア女王に頼んでロスチャイルド家の家名と同じにしてもらったという。
ナサニエルはユダヤ教徒ユダヤ人で最初の貴族院議員であり、貴族院での宣誓の際にはユダヤ教の三角帽をかぶり、ユダヤ教式の宣誓を行っている。
ナサニエルは1915年に死去し、その長男ウォルターが爵位を継承した。
ウォルターは動物学者として著名である。
またイギリス政府がバルフォア宣言を出すのに貢献した人物としても知られる。
ウォルターには子がなかったため、1937年にウォルターが死去するとウォルターの弟チャールズの長男であるヴィクターが第三代男爵位を継承した。
1990年にヴィクターが死去すると、その長男ジェイコブが第4代男爵となっている。
初代男爵ナサニエルは銀行家であったが、第2代男爵ウォルターは銀行業にほとんど関心をもたず、その弟チャールズも病弱だったので彼らの代からN・M・ロスチャイルド&サンズの経営権は分家(ナサニエルの弟レオポルドの家系)に移っている。
現在の第4代男爵ジェイコブもRIT・キャピタル・パートナーズという独自の金融業を行っている。
家訓は「協調、誠実、勤勉」(Concordia Integritas Industria)。
現当主ジェイコブ・ロスチャイルドは以下の爵位・準男爵位を保有している。
ナサニエル・フィリップ・ヴィクター・ジェイムズ・ロスチャイルド (1971年-) 現当主の長男。
法定推定相続人 ジェイムズ・アムシェル・ヴィクター・ロスチャイルド (1985年-) 現当主の甥 ロスチャイルド男爵・準男爵ロスチャイルド家系図

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