巨大労組「連合」に挑んだ女性/鴨桃代氏に「働き方改革」の問題を聞く

【週刊金曜日ちゃんねる2017年2月24日号】
今週のゲストは鴨桃代さん。千葉県を中心に幅広い労働者を対象に活動を続ける「なのはなユニオン」の委員長だ。
パート社員やアルバイトなど非正規雇用の待遇改善を訴えるべく、2005年には連合(日本労働組合総連合会)の会長選挙に女性としては初めて出馬。落選したものの鴨さんが初代会長を務めた全国ユニオンは小規模組合ながら高い支持を集めて、一躍注目を浴びる。

あらゆる労働者特に、組合に入りづらい非正規雇用労動者の待遇改善をもとめて現場で活動しつづけてきた鴨さんからみた「働き方実現改革会議」の問題とは?

プレミアムフライデーの金曜日に、「週刊金曜日」編集部で語り合った映像をお届けします。

◎なのはなユニオン
http://park22.wakwak.com/~nanohana/
◎オリエンタルランド・ユニオンの「緊急のお知らせ」
http://park22.wakwak.com/~nanohana/orientalland/pdf/tirasi170304.pdf

警察と企業と政治 共謀罪「前史」

【週刊金曜日ちゃんねる2017年3月31日号】

テロ等準備罪などと呼ばれる「共謀罪」。
しかしその源流は、組織的犯罪対策である。
1999年に組織犯罪対策三法が成立した当時、盗聴法(通信傍受法)は現代の治安維持法とも呼ばれた。
昨年その通信傍受法が改悪され、立会人がいなくとも警察の盗聴が可能になった。
次々にパブリック・エネミー(公共の敵)を作り出す日本社会。
日本の組織的犯罪対策の歴史を紐解き、共謀罪の背景について分析する。

共謀罪法案に反対する刑事法研究者の声明
◎http://www.kt.rim.or.jp/~k-taka/kyobozai.html

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道徳教育での使用容認、幼児に暗唱。「教育勅語」の問題について八柏龍紀氏に聞く。

【週刊金曜日ちゃんねる2017年3月17日号】
「教育勅語」とはなにか。歴史哲学者で元教師、予備校講師でもある八柏龍紀氏に聞いた。

八柏龍紀氏
やがしわ たつのり。秋田県で教員を務めたのち、東京では代々木ゼミナールで日本史を教える。カリスマ講師と言われ、予備校の教え子たちは「新人会」という数百人のOBOGのNPOがつくっている。

近著『日本人が知らない天皇と「生前退位」』(双葉社)において、天皇の生前退位に関して歴代天皇について考察した八柏氏が、天皇崇拝である「教育勅語」の現代的位置づけについて読み解く。

*本動画は同タイトルの動画を一部修正して2017年3月20日に再アップロードしたものです。

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安倍自民と松井維新/森友学園問題「前史」

【「週刊金曜日ちゃんねる」2017年3月24日号】

今週号の特集は「移民受け入れ、日本はどうする?」について。

そしてあらゆるメディアが取材を続ける大阪府の学校法人・森友学園の問題について本誌取材班も大阪取材。

中心人物である安倍首相夫妻と松井一郎・大阪府知事がいかに交差し、森元学園問題への不可解な登場をするのかまでを紐解く。

両者が交差した端緒は、自民党が下野し息も絶え絶えの2012年2月、大阪で開かれた「右派」教育シンポジウムだったという。

今、「維新」は野党でも与党でもない「ゆ党」の第三極という原点から自民党の「補完勢力」としての性格をむき出しにしている。

このそもそもの背景について小林和子編集長が本誌特集を平井康嗣主幹ともにコンパクトに読み解く。

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プロレタリア文学の小林多喜二と共謀罪について

【2017年2月10日週刊金曜日ちゃんねる】
今週号の週刊金曜日ちゃんねるは、映画『母 小林多喜二の母の物語』と多喜二が傷を癒やした隠れ宿・福元館の取材秘話です。

歴史を振り返り現代を視る想像力を鍛えたい!

◎お知らせです!
週刊金曜日主催/新藤健一緊急レポート
2月16日木曜日 19時〜21時30分
ブックカフェ二十世紀(東京・神保町)
詳しくは小誌フェイスブックまで!
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転落した東芝、経産省が目論む三菱・日立との原子力産業統合のリスク / 山岡淳一郎氏に聞く

【週刊金曜日ちゃんねる2017年3月10日号】
年3月11日の東日本大震災から6年。
そして東京電力福島第一原発事故からも6年が経つ。

原発の安全性がより厳しく問われるなか、原発産業でもある電機大手・東芝は2月中旬に子会社の原発関連会社ウエスティングハウスに7000億円の損失が生じることを発表。突如決算発表は延期した東芝には今後東証2部降格も待ち受けている。
(*追記 3月13日時点で東芝は3月14日決算発表の再延期の見通し)

原発産業の取材を続けるジャーナリストの山岡淳一郎氏に東芝の転落の深層を聞いた。そこには三菱重工や日立などほかにも「日の丸原発」会社に迫る危機、原子力産業統合、原発輸出--。経産省主導の原発行政の混迷が深まっている。

【ゲストプロフィール】
山岡淳一郎 やまおか じゅんいちろう
ノンフィクション作家。1959年愛媛県生まれ。
近著に『長生きしても報われない社会 在宅医療・介護の真実』(ちくま新書)など著書多数。4月には『日本はなぜ原発を拒めないのか 国家の闇へ』(青灯社)を刊行予定。

【お知らせ】
週刊金曜日のサロン「寺島文庫」開催!
テーマ 「電通の正体」
登壇者 佐高信(評論家)、平井康嗣(『週刊金曜日』編集主幹)
日時 3月16日18時30分より
場所 寺島文庫(東京・九段下駅)
料金 1000円(ワンドリンク付き)
詳細は https://www.facebook.com/events/1806329262963500/?notif_t=aymt_create_post_upcoming_event_tip&notif_id=1489308032679493

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