「勝ったも同然」演説 トランプ大統領の狙いは・・・(2020年11月4日)

大接戦となったアメリカ大統領選。トランプ大統領が開票後に初演説し、「勝ったも同然」などと支持者に向けてアピールしました。ワシントン支局から布施哲支局長の報告です。
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全米各地でトランプ大統領への抗議デモ 逮捕者も(2020年11月4日)

アメリカ大統領選を巡り、全米各地でトランプ大統領に抗議するデモが発生し、逮捕者も出ている模様です。

 首都ワシントンのホワイトハウス前で行われたデモにはトランプ大統領の政策や人種差別に抗議する人が集まり、参加者は1000人を超えました。参加者は「トランプは大嘘つき」と書かれた横断幕を持ってトランプ大統領への批判を繰り返しました。デモ隊は止めに入った警察と一時、もみ合いになる事態もありました。現地メディアによりますと、参加者のうち数百人が行進して3人の逮捕者が出たほか、シアトルでも複数人が逮捕されたということです。
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トランプ大統領 激戦州は「偽の票の掃きだめだ」(2020年11月10日)

アメリカのトランプ大統領は大統領選挙で敗北が伝えられた激戦州について「偽の票の掃きだめだ」などとツイッターで主張しました。

 トランプ大統領は自らの敗北が伝えられたネバダ州について「偽の票の掃きだめだ」とツイートしたほか、ペンシルベニア州について「多くの開票の監視が妨げられた。考えられない違法な事態だ」と主張しました。いずれもツイッター社から「正当性について議論がある」というラベルが貼られています。また、トランプ陣営は会見で、ペンシルベニア州で「開票所での監視が認められなかった」などとして68万票以上の正当性を問う訴訟を起こしたことを明らかにしました。
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トランプ大統領が初“敗北宣言”政権移行に協力表明(2021年1月8日)

アメリカのトランプ大統領は「議会は選挙結果を認定した」と述べ、大統領選挙で初めて敗北を認める姿勢を示しました。

 トランプ大統領は7日にビデオメッセージを発表し、アメリカ議会議事堂に侵入した支持者に対して「あなた方はアメリカを代表していない。犯罪行為は償いをすることになる」と批判しました。

 また、「緊張した選挙戦だったが、今は高ぶった緊張を鎮める時だ」と訴えました。

 そして、「選挙結果を争う法的闘争を続けてきたが、議会は選挙結果を認定した」と述べ、大統領選の敗北を認める姿勢を示しました。

 そのうえで、バイデン次期大統領の就任に向けて政権移行に協力する考えを明らかにしました。

 ただ、同時に「落胆するのは分かる。しかし、我々の旅は始まったばかりだ」とも述べ、うわさされている2024年大統領選挙への出馬をうかがわせる言葉で締めくくっています。

 これまでの強硬姿勢を一転させたビデオメッセージはトランプ大統領の罷免(ひめん)や辞任を求める声が与野党で高まるなかで出されました。

 自身の敗北を認めてアメリカの一致結束を呼び掛けることで自身への批判と孤立化を和らげる狙いがあるものとみられますが、どこまで厳しい批判の声が収まるかは不透明です。
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