「ママ帰ってこない」助け求める 小3長男“置き去り”母親を逮捕【スーパーJチャンネル】(2024年1月17日)

https://youtube.com/watch?v=wFJ81bEXT2c

■小3長男“置き去り”母親を逮捕

 近所の人が真面目そうに見えたという母親。保護責任者遺棄の疑いで逮捕・送検された会社員の芥里菜容疑者(25)です。

 去年10月27日ごろから約2週間にわたり、当時8歳の長男を自宅アパートに置き去りにした疑いが持たれています。

■「ママ帰ってこない」助け求める

 事件が発覚した去年11月9日。

警察に通報した近所の人
「夕方の5時ごろにインターホンが鳴って、玄関に出て『どうしたの?』と聞いたら『ブレーカーが落ちちゃった』と。『電気が付かない』みたいなことを言ってたので」

 「ママが帰ってこない」「自宅の電気が使えない」と助けを求めに来たのは数回、見掛けたことがあるものの付き合いのない芥容疑者の長男でした。

警察に通報した近所の人
「雰囲気的には淡々と答えているような感じで。『何でブレーカー落ちちゃったのかな』と言ったので『電気を使い過ぎちゃったりすると落ちるよね』と話をしたら、『そんな使ってないんだけどな』と言われたので」

 芥容疑者は長男と2人暮らし。料金を滞納していたのか、電気は止められていました。

警察に通報した近所の人
「お母さんは連絡しているけど仕事に行ってるみたいなことを言っていたので。『連絡取れない』と言ってて、『携帯の充電も切れそう』と。『いつから帰ってきてない?』と聞いたら、最初は2、3日みたいな言い方をしてて。聞いていると、もっと前から帰ってきてないのかなと」

 この時点で約2週間、放置されていた長男。芥容疑者が置いていったレトルト食品や祖母が送ったカップ麺などを食べていたため栄養状態に問題はなかったものの、学校には行っていませんでした。

 芥容疑者は長男を置き去りにしたまま交際相手の男性宅に滞在していました。

警察に通報した近所の人
「『いつ帰ってくるかな』と、ぼそっとつぶやいていたので、待っているんだろうなと。やっぱりお母さんのことが好きなんだろうなという印象を受けた」

 取り調べに対して芥容疑者は容疑を認め、「子どもとどう向き合うか悩んでいた」と供述しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

“地震5分後”に撮影 津波の脅威…発生5日目 いまだ見えぬ被害の全容【報道ステーション】(2024年1月5日)

https://youtube.com/watch?v=g6apVlY9KTk

地震発生から5日目を迎えても、いまだ被害の全容が見えません。

元日の珠洲市を襲った津波。地震発生から、わずか5分後の映像です。住宅街を駆けめぐる津波の勢いは、車を浮かせて、押し流すほどです。

津波の被害は、どれほどのものだったのか。
能登半島の大動脈、国道249号。震度7の地震の震源地となった珠洲市に入ると、景色が変わりました。道路には亀裂が走り陥没。う回した道路の周りも崩れた建物ばかりです。

地震発生直後、津波に襲われた珠洲市。しかし、その時点から潮位計のデータが届かなくなっていました。上空からの画像を気象庁が分析したところ、海だった観測地点周辺は、地面が露わに。地盤が隆起したことで、潮位計が海面より高くなり、観測できなくなったとみられます。

日本地理学会によりますと、浸水した範囲は約80ヘクタール。宝立町鵜飼では、標高3メートルほどまで津波が到達していたといいます。
住民:「川の水がもう引いてたんです。濁流みたいに潮が引く。津波の前兆、それを見たので、車を捨てていきました」

地震で崩れた道路が行く手を阻みます。やっと通じた県道の先、震源に近い展望台は、支援物資の集積場所になっていました。

家族で帰省していたところ、被災した男性。
帰省中に被災・田中憲士さん(44):「同じような人らがたくさんいるんで、備蓄も、どこも元々、住んでる人の分しか備蓄してなかったので、今回、帰省客が多いんで、足りていないんですって、どこも」

両手には、たくさんのスマホが。避難しているほかの人のスマホも預かって来たそうです。
帰省中に被災・田中憲士さん(44):「どんな情報が入っているか知りたいので、預かって。わかる範囲で、誰が無事か、あの人どうなったか確認しに。(Q.歩いて)歩いて。(Q.何時間かかった)2時間くらいはかかりますね。(Q.これからが大変ですよね)そうですよね。いろいろ情報が入って来ていて、希望が見えてきたので、情報がないというのが、水とか食料の次にきつかったので。これが入ってきて、もう少し頑張ろうという気持ちが出てきたので、なんとか金沢まで戻れるように頑張っていきたい」

輪島市では、道路の状況を確認するため、県の土木事務所が、車を走らせました。でも、その直後、引き返してきます。
土木事務所の職員:「この先、100メートルほど行ったところで、落石になっていて、全部、ふさいでいる状況。(Q.地上からの救出は難しい状況か)わかりませんね。あっちもこっちも寸断されているので」

輪島市で、これまでに死亡が確認されたのは55人。安否のわからない人は121人と、今回の地震で、最も多くの人的被害が出ています。

1300年続いてきたとされる輪島の朝市は、もう跡形もありません。国土地理院の分析によりますと、4万8000平方メートルが焼けたと推定されることがわかりました。東京ドームを上回るほどの広さです。

なぜ、これほどまで被害が広がったのか。出火直後、動画を撮影した住民に話を聞きました。
動画撮影者・坂上公平さん(74):「誰1人もいないんだよ。みんな逃げたんですよね。大津波から一目散に、車を置いて逃げた。火がついてボンボン、怖くて近づけないくらい火柱が立つし、(車が)燃えると隣に移るし」

消火活動が始まっても一筋縄ではいきませんでした。
動画撮影者・坂上公平さん(74):「(地震で)消火栓が、全部、止まった。『川の水から取ったら?そこが川だから』と言ったら、『川の水が引いて取れないんだ』と。おそらく津波で引いたのでは。『海の水があるから、そこから取ったら?』と言ったら『怖くて行けない』と」

生存率が下がるとされる72時間を超えても、助け出される人はいます。ただ…
救助された女性の長男:「母親は救助されたんですけど。弟が母親をかばっていて、それで母親は大丈夫だったみたい。母親が助けられたとき、かなり低体温だったんだけど、弟が側にいて、その体温で、低体温が防げたのでは」

男性の弟は、母親に覆いかぶさるようにして亡くなっていたそうです。

400人が身を寄せる避難所では、ようやく仮設トイレが設置されました。
避難した住民:「避難所の中にも簡易トイレはありますけど、もう詰まっちゃって、あふれる状態ですから。排泄は、一番、みんな困っていると思います」

事情があって避難所に行けない人たちもいます。
輪島市にある施設では、ケアが必要な高齢者や障害者10人が避難生活を送っています。
社会福祉法人『弘和会』・藤沢美春部長:「認知症や一般の方と一緒にいれない方が、行政の方から依頼があって、こちらの方に来ている方も何名かいる。障害のある方は、災害があったときに一般の避難所には行けない。なぜなら、通常と違うことに混乱し、障害特性によってはパニックになったり、避難所で大声上げたりとか、皆さんと一緒にいられない」

部屋を分けて、地域の人たちも受け入れています。被災した職員も多く、人手が足りません。
社会福祉法人『弘和会』・藤沢美春部長:「普段の数に比べたら10分の1くらいしか来ていない。職員が5日間、着の身着のままで仕事しているので。職員も被災して、家が潰れた方が何人もいる。5日目で、みなさん先が見えない。職員も、きょう1人倒れたので限界かなと」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

“高島屋ケーキ騒動” クリスマスの悲劇「9個中8個崩れていた」【スーパーJチャンネル】(2023年12月25日)

https://youtube.com/watch?v=0rvkxaoQyvU

 完璧な状態で届くはずだった高島屋のクリスマスケーキ。ところが、崩れた状態で届くケースが頻発。苦情や問い合わせは530件に及んでいるということです。
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“ウラ金”強制捜査に安倍派・二階派は 小泉元総理ら重鎮は冗舌も疑惑政治家ダンマリ【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2023年12月20日)

https://youtube.com/watch?v=lafD0dv7Oe4

 自民党の派閥への家宅捜索は19年ぶりです。19日に安倍派の清和政策研究会と二階派の志帥会に強制捜査が入りました。

■「会計管理は適切」のはずが…

 年の瀬も迫るなか、自民党中枢に入った捜査のメス。

 安倍派と二階派では、パーティー券の販売ノルマを超えた収入が所属議員側にキックバックされ、収支報告書に記載されていない疑いがあります。総額は安倍派がおよそ5億円、二階派が1億円以上とみられます。

 二階派への強制捜査で、注目されているのが人数です。19日に東京地検特捜部の係官ら24人が、二階派の事務所に家宅捜索に入りました。

 今回の強制捜査に驚きを隠せないのは、二階派の関係者です。

二階派関係者
「この前、事務局へ行ったが『きちんと(会計管理)できてる』と聞いていた。その後、安倍派と二階派が裏金という報道があり、なぜかなと。会計責任者の方はきちんとしてると思うが、もし裏金があるとすれば、どういう力が作用したのか」

 二階派からは「会計管理は適切に行っている」との説明を受けていたことを明かしました。

■進退は?“検察指揮”法務大臣も二階派所属

 今回の状況を受けて、安倍派の大臣や副大臣らは事実上更迭されていますが、二階派は大臣が2人、副大臣が1人、閣内に残っています。

二階派 自見英子万博担当大臣
「(Q.ご自身キックバックを受けたことは?)ございません」「(Q.安倍派の大臣はやめたがご自身は?)お答えする立場にありません」

 もう一人の大臣は、検察を監督する立場にある小泉龍司法務大臣です。所属する二階派=志帥会が強制捜査の対象となり、公平性を疑問視する声も出ています。

二階派 小泉法務大臣
「志帥会(二階派)の今状況を、私も見極めたいと。そうした対応状況などを踏まえて、私自身と政策集団との関わりについて、適時適切に判断していきたい」

■安倍派「じっと耐える」

 安倍派五人衆の一人で、裏金疑惑が持たれている高木毅事務総長は言葉少なです。

安倍派五人衆の一人 高木事務総長
「派閥から出したコメント通りです。捜査には協力してまいりたいと考えている」

安倍派コメント
「政治の信頼を損ねることとなり、心よりお詫び申し上げます」

安倍派関係者
「とにかく(来月)通常国会が始まるころには、傷の浅い人たちで再出発していく。それまではじっと耐える」

■派閥に逆風、重鎮「今の政界はぐしゃぐしゃ」

 一方、報道陣に口を開いたのは、銀座で会食していた自民党の“重鎮”たちです。

小泉純一郎元総理大臣
「(Q.清和会に強制捜査が入ったが?)(会食で)そんな話は出なかった」「(Q.派閥の解消については?)いやいや、みんな仲間だから。世間話ばっかり。頑張ろうと」「(Q.総裁選の話などは?)全然しない」

自民党元副総裁 山崎拓氏
「きょうは強制捜査が入ったので、二階さんが出席できなかった。二階さんが来られなかったのが話題になった。今後の捜査を見守るしかないので」

志帥会元会長 亀井静香氏
「3人集まれば必ず派閥はできる。それが人の世の流れ。今の政界はぐしゃぐしゃになっている」「(Q.どうするべきだと?)政界再編は起きる。間違いなく。こんな状況が続くわけない」「(Q.総理の指導力は?)指導力があったら、こんなことにならないだろう」

 派閥に逆風が吹くなか、自民党幹部はこう話します。

森山裕総務会長
「(Q.与党からも派閥解消論が上がっているが?)政策集団としての組織は、非常に大事なことなのではないかと思っています」

■西村前経産大臣“惜別の思い”SNS投稿

 揺れる自民党。そんななか、あるSNSへの投稿が波紋を広げています。

 黄色をベースとした明るい花束を受け取り、大勢の職員からの見送りに手を振る姿。事実上、更迭となった西村康稔前経済産業大臣のインスタグラムの投稿です。

西村氏のSNS
「1年4カ月にわたり、私を支えてくれた職員の皆さんから拍手と温かい言葉で見送られ、涙の出る思いでした」

 惜別の思いをつづった西村氏でしたが、説明責任についてはこれまで通りです。

西村氏のSNS
「改革の道半ばで退任することとなり、残念な思いですが、まずは捜査に協力し、しかるべき時がくればしっかりと説明責任を果たしたいと思います」

 安倍派の事務総長を務めた経験もある渦中の西村氏。政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、次のように話します。

田崎氏
「(西村氏は)非常に実務能力は高い。課題が設定されたときに、素早く処理していく能力が高い。一方で本人は、自分のやっていることは正しい、まだまだやれると思っているのでは。ちょっと世間が見ている目と、彼自身の評価にズレが生じるときがあって、ちょっと常識的にマズい行動をしてしまうところがある。ちょっと疑問に感じているところです」

(「グッド!モーニング」2023年12月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

全面否認から一転…認めた理由は 死刑判決受けた「工藤会」元トップら控訴審(2023年9月13日)

https://youtube.com/watch?v=DJ2ze9qu_s8

 死刑判決を受けた「工藤会」トップらの控訴審が始まりました。全面否認から一転、一部の事件はナンバー2が独断で指示したと主張しました。

■全面否認から一転“独断で指示”

 一般市民が暴力団の標的となった事件。その控訴審が始まりました。日本で唯一、「特定危険指定暴力団」に指定されている工藤会。北九州を拠点に数々の事件を起こしたとされ、ロケットランチャーも押収されています。

 今回の控訴審、元漁協組合長への殺人罪など一般市民を組織として襲撃した罪に問われています。福岡県警が“頂上作戦”と名付けて逮捕したのが組織のトップ、“総裁”の野村悟被告と“ナンバー2”の田上不美夫被告の2人です。1審では死刑・無期懲役の判決が言い渡されています。

 これまで全面否認していた2人。ただ、元組員は気になる話をしていました。

 工藤会系元組員:「控訴審で田上会長は2つの事件くらいで『自分が指示した』と言うと」

 その言葉通り、全面否認していた主張を一転させました。その理由はどこにあるのでしょうか。

■工藤会元トップら控訴審 認めた理由は

 13日に行われた控訴審。全面否認していたナンバー2の野村被告が主張を一転させました。

 田上被告(工藤会“ナンバー2”):「2つの事件について独断で指示した」

 トップの野村被告は改めて関与を否定しました。工藤会系の元組員は控訴審の前、こう話していました。

 工藤会系元組員:「控訴審で田上会頭は2つの事件くらいで『自分が指示した』と言うと。(野村総裁の)死刑を回避させるために」

 検察側は「野村被告の刑事責任を免れさせようとして信用できない」と指摘、控訴棄却を求めました。
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萩生田氏を「重要閣僚」で検討 党役員人事・内閣改造 骨格維持し「大幅交代」か(2023年9月11日)

 13日に予定されている自民党の役員人事と内閣改造について岸田総理大臣は、萩生田政調会長の重要閣僚への起用を検討していることが新たに分かりました。

 (政治部・岡香織記者報告)
 萩生田氏は岸田総理がいる公邸に入りました。岸田総理は、萩生田氏について最大派閥の安倍派の幹部であり、政調会長としての手腕も評価していて複数の関係者によりますと、要職に起用する方向で調整しています。

 岸田総理は、この後茂木幹事長とも個別に会談します。

 茂木氏が「ポスト岸田」を狙う一人なうえに、事前の相談もなく少子化対策などを発信したことへの不信感から、当初、交代させることも検討していました。

 岸田総理はこうした言動に釘をさしたうえで、来年秋の総裁選への対応を確認し続投の最終判断をするとみられます。

 一方、閣僚人事については、派閥からの要望もふまえたうえで総裁選を争った河野大臣や高市大臣の処遇、女性の登用などを検討します。

 官邸関係者は「大幅交代になる」との見方を示していて、官房長官や外務大臣など、政権の骨格となるポストが焦点となります。
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焦点はウクライナへの“複数年”支援 NATO首脳会議が開幕(2023年7月11日)

https://youtube.com/watch?v=Thu6yFVn1VQ

NATO首脳会議が日本時間11日午後8時過ぎ、開幕しました。ウクライナへの長期的な軍事支援が打ち出せるかが焦点です。

首脳会議は、バルト三国のリトアニアで2日間に渡って開かれます。

ウクライナへの全面侵攻が始まってから500日が経過するなか、さらなる長期化を見据え“複数年”という単位での軍事支援をウクライナに表明するべく、加盟国の協議が行われているとみられます。

ウクライナが長年求めてきたNATO加盟についても、将来の加盟に向けた道筋が議論される予定です。

前日には、スウェーデンのNATO加盟について難色を示していたトルコが態度を翻し、スウェーデンの加盟がほぼ確実になりました。
NATO・ストルテンベルグ事務総長:「スウェーデンのNATO加盟は、この重要な時期において、全NATOの安全保障に恩恵をもたらす歴史的一歩となります」

これで北欧5カ国すべてがNATO陣営に加わることになり、ロシアはさらに苦しい立場に立たされることになります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

「お宝」売りたい!客も「ワクワク」 金の価格過去最高1g9876円(2023年6月19日)

https://youtube.com/watch?v=CFnRyZsIytI

 金の価格が過去最高です。1グラムあたり1万円になる日が来るかもしれません。これを機に、家で眠っていた「お宝」を査定に出す人の姿も。

 過去最高を更新している金の価格。

 東京・新宿。貴金属やブランド品を買い取るお店には今、「金を売りたい」という人が次々と訪れています。

 コメ兵・加村晋也マネージャー:「昨年同期比で、先週1週間みてもKOMEHYO新宿店では、1.3倍買い取りの客が増えています」

 大手貴金属会社が発表した金の店頭販売価格は1グラム9876円と、9900円も目前の高値に。

 金を売りに来た人:「(価格が)上がっていますよね。階段のところに貼ってあって。え!?そんなに?フフフフ」

 親族から遺品整理を頼まれてやってきた女性。持ってきたのはイヤリングとネックレスが2本の計3点。

 店舗スタッフ:「こちらの2つ、これがシルバーでこちらメッキなので、この2点は値段つかないので先にお返しさせて頂きます」

 残るは金のネックレスが1本。

 店舗スタッフ:「ちょっと、お調べしますね」

 実はこのネックレス、他の店舗では鑑定できなかったという品物。X線などで素材を調べる特殊な機械を使います。

 果たして、結果は…。

 店舗スタッフ:「18金で間違いないですね」

 気になる買取金額は…。

 店舗スタッフ:「一応こちらで金額としては、3万2100円になります」

 金を売りに来た人:「きのうは『メッキかも』と言われてたので…。高値で買い取ってもらえて安心」

 一方、最近増えているのがインゴットの持ち込み。そう“金の延べ棒”です。買取金額は約94万円。

 金を売りに来た人:「すごいね。現金は使うとなくなっちゃうからね」
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ゼレンスキー大統領 来日の狙い 「G7とウクライナ」連携強調(2023年5月20日)

https://youtube.com/watch?v=eHn2Drq_TDU

 ゼレンスキー大統領の今回の来日で、G7(主要7カ国)サミットにどんな影響があるのでしょうか。

 (政治部・土田沙織記者報告)
 ゼレンスキー大統領は、約1時間ほど前にサミット会場に到着しました。

 21日はG7の首脳と初めての直接会談が実現し、岸田総理大臣などと個別の会談も予定されています。

 政府関係者によりますと、今回の来日はウクライナ側からの強い意向を受けてギリギリまで慎重に調整が進められてきたということです。

 そのうえで、「ゼレンスキー大統領を真ん中にG7首脳が並ぶ、その姿を世界に向けて発信すること自体、G7のウクライナへの連帯を印象付けられる」と意義を強調しています。

 また、ゼレンスキー大統領は欧米とロシアのどちらにも寄らない立場を取るインドなどの招待国も含めた議論にも参加します。

 政府関係者は「アジアを含めて広く国際社会にアピールして、協力の幅を広げられるチャンスになる」と期待を寄せる声もあります。

 一方で、「ロシアから日本への圧力が強まる恐れがある」と懸念する声も出ています。

 岸田総理が各国との橋渡し役として、具体的な成果にどう結び付けられるのか問われます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

「憲法違反だ」政治に不満か…参院選めぐり国を提訴“総理襲撃”木村容疑者(2023年4月18日)

https://youtube.com/watch?v=N4aNIiOoF-Q

和歌山の漁港で岸田総理に爆発物を投げ付けた、木村隆二容疑者(24)が犯行当日に身に着けていたリュックの中身が判明しました。

何らかの液体の入った水筒。粉末が入った小瓶。約30センチ四方で、厚さ2ミリほどの金属製の板。ライターとスプーンも入っていました。ライターは、リュックにあったものとは別に、もう1つ所持していたということです。

捜査関係者によりますと、この漁港で総理や閣僚といった要人の警護をした実績は、今のところ確認されていません。

犯行の動機は分かっていませんが、現行の選挙制度に不満を抱えていたとみられ、国を提訴していました。

裁判記録などによりますと、木村容疑者は当時23歳。公職選挙法で定められた30歳以上の被選挙権を満たさず、供託金の300万円も用意できなかったため、参院選に立候補できませんでした。こうした状況を憲法違反だとして、国に10万円の損害賠償を求めました。

国賠訴訟『準備書面』から:「満23歳の原告が、満30歳と同じ『大人』であるにもかかわらず、社会的経験に基づく思慮が十分でないとするのは差別である。被選挙権年齢を成年年齢以上に設定していることに、何ら理由がないことは明白である」

こうした書面を木村容疑者は自分で用意したのかもしれません。というのも、裁判は、代理人弁護士をつけない『本人訴訟』で行われていました。本人訴訟とは、どういったケースで行うものなのでしょうか。

永沢徹弁護士:「この種の国家賠償の訴訟、行政訴訟というのは、自分の思いの丈を国家にぶつけたい、政治信条を貫く手段として、訴訟を使うことが比較的多い」

民事裁判での本人訴訟は珍しくありません。簡易裁判所の場合、7割以上が当事者双方、本人訴訟です。ただ、専門的な書類を個人で作成することは簡単ではありません。木村容疑者の文面について、弁護士はこう話します。

永沢徹弁護士:「最高裁判例の要約をしたものが、自分の論拠に使われているのは、法律家がよく使うやり方ですので、そういった意味では、なかなかこなれた文章だなと思います」

ですが、ほころびも…。

永沢徹弁護士:「一方で、岸田総理の国葬の判断について述べている点は、これは選挙権が害された主張とは直接結びつかない。他の部分は、憲法違反を根拠を持って理路整然と主張しているわけですが、この部分だけは若干、違和感があると感じます」

裁判の記録によりますと、木村容疑者は、具体的な政治家の名前を挙げて、自らの主張を展開しています。

国賠訴訟『準備書面』から:「故安倍晋三の様な既存政治家が、政治家であり続けられたのは、旧統一教会の様なカルト団体、組織票をもつ団体と癒着していたからである。普通選挙を行っていれば、有権者にとって適当な候補者が立候補できるから、投票率は上がり、組織票の割合は下がり、特定団体と癒着した候補者は少なくなり、議会制民主主義は保たれるのである」

そして、岸田総理の名前も…。

国賠訴訟『準備書面』から:「岸田内閣は、故安倍晋三の国葬を世論の反対多数の中で、議会での審理を経ずに閣議決定のみで強行した。このような民主主義への挑戦は、許されるべきものではない。政治家が国民のために存在しないに至ったのは、制限選挙を続けてきたからであり、既存政治家がそれによって当選する仕組みを作り上げたからである」

神戸地裁は去年11月、被選挙権の年齢の規定や供託金の額は「合理的な理由があり、憲法違反にあたらない」として請求を棄却しました。木村容疑者は、この判決を不服として大阪高裁に控訴。来月下旬、判決が出る予定でした。

裁判を時系列で追うと、訴状を作成した日付の約3週間後、安倍元総理の銃撃事件が起きました。そして、裁判のさなか、木村容疑者は地元・川西市議の市政報告会に参加していたとみられます。その場には、大串デジタル副大臣がいて、木村容疑者とみられる男から話しかけられていました。

大串デジタル副大臣:「市会議員になることに関心があるような話でしたね。被選挙権を法改正してほしいというような。誰でも選挙に出られるようにするのが、本来の憲法の趣旨じゃないかと」

その一方で、政策についての話は一切なかったといいます。国に損害賠償を求める訴えに加え、副大臣への直訴。被選挙権の年齢引き下げに強いこだわりを持って、一刻も早く議員になりたがっていた理由は、見えていません。

容疑者の裁判について書き込まれているTwitterのアカウントがあります。開設されたのは、木村容疑者が提訴した、去年6月。訴状の画像とともに「参院選に立候補出来なかったとして、20代前半の原告が国を提訴しました」とコメントしています。

裁判日程などの情報も木村容疑者の裁判と一致していて、警察も存在を把握しています。なかには、岸田総理を批判するツイートも…。

容疑者の裁判について書き込まれているTwitter:「岸田首相も世襲3世ですが、民意を無視する人が政治家には通常なれません。世襲がはびこる原因は、立候補するだけで300万円もの供託金を要求する違憲な公選法があるからです。庶民は立候補出来ず、民主主義は崩壊します」

木村容疑者の弁護士:「(Q.どんな話を)答えられない。(Q.どんな様子。ぐったりしていたとか、疲れていたとか)(Q.認めたり否認とかは)中身については、お答えは控えさせてもらう。(Q.普通の雑談には応じる)ごめんなさい。事務所に戻ります」

捜査関係者によりますと、木村容疑者は黙秘を続けているといいます。17日に病院に行ったとの情報については、取り調べに支障が出るものではないとしています。
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集めた金で「無人島やクルーズ船」 “ウソ投資”で200億円詐取か(2023年2月9日)

https://youtube.com/watch?v=a8dkqkCjZB4

 「毎月4%の配当が入る」などと嘘の投資名目で現金をだまし取ったとして逮捕された投資会社の社長ら男女8人。8人は約200億円を集めていたとみられ、一部は無人島やクルーズ船、高級外車を購入する資金に使われていました。

 紋付の羽織姿で新年のあいさつをするのは、投資会社「フリッチクエスト」の社長・森野広太容疑者です。詐欺の疑いで逮捕されました。

 逮捕されたのは、森野容疑者ら合わせて男女8人。嘘の投資話を持ち掛けて、宮城県の30代の男性ら4人から出資名目でおよそ5700万円をだまし取った疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、8人は「1口100万円から投資可能」「毎月4%の配当が入る」などとうたって出資を募っていました。

 被害者の会代表:「海外で投資というか、FXなどのスペシャリストがいて、しっかり配当が出るシステム。4%出せるみたいなシステムだった」

 どのように出資者を募っていたのでしょうか。

 投資をした被害者:「最初は『投資があるよ』と飲み会で知り合った人に言われて、最初は断っていたんですけど」「交流会に参加した。そこで投資の話を持ち掛けられた。社会人交流会みたいなもので」

 そこで紹介されたのが「フリッチクエスト」という会社です。

 フリッチクエスト社長・森野広太容疑者:「コロナ禍のなか、色々、大変なこともあると思うんですけど、フリッチクエストに来られたら日常を忘れて温かい何かに包まれるような、そんな会社を目指してやっていきたい」

 森野容疑者らは月に1回、ある催しを開いていました。

 森野広太容疑者:「僕らがやっている『おもてなし会』の方も、月に1回の皆さんのオアシスになれたらと毎回、毎回テーマを変えてやっているんですが」

 「おもてなし会」というイベントです。

 投資をした被害者:「ご飯を食べたりとか、それこそ、どこかの遊園地を貸し切りにして、そこで遊んでみたいな形にしたり」

 被害者の会代表:「(紹介者と)何度か食事に行ったり、遊んだりしたのですが、その後に『おもてなし会』に行って投資してしまったという経緯」

 出資者への配当は、その「おもてなし会」で現金で手渡されていました。そして、出資も現金でのみ受け付けていました。さらに…。

 投資をした被害者:「お金を借りたうえで、返金しながらも自分のところでインとして少し残せるからやってみないかと」

 森野容疑者らは、出資金を用意できない人には銀行や消費者金融から借り入れをさせていました。

 被害者の会代表:「大体、君くらいだったら600万円くらい借りられるよと言われて、消費者金融から一日で何社も借りて、800万くらい借りましたね」

 投資を名目に金を集めていましたが、実際に使われたのは無人島や高級車やクルーズ船の購入。そして、森野容疑者の遊興費がほとんどでした。

 警視庁は、20代から30代を中心に全国およそ3300人から200億円を集めたとみて調べています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

独自「火炎瓶持って…」供述で判明した旧統一教会“襲撃計画”安倍元総理を狙った理由(2022年7月12日)

安倍元総理を銃撃した山上徹也容疑者(41)の、これまで明らかにされていなかった詳細な供述を取材することができました。

山上徹也容疑者:「私は、近鉄大和西大寺駅近くで、選挙の演説をしていた安倍元総理を散弾銃で撃って殺そうとしました。本当は統一教会のトップを狙っていましたが、韓国にいて、コロナウイルスのために日本に来ませんでした。安倍元総理を狙って撃てば死ぬかもしれないことは分かっていましたが、どうしても統一教会が許せず、そこにつながっている安倍元総理を散弾銃で撃ったのです」

はっきりと認めた“強い殺意”。そして、山上容疑者が語ったのは、長年にわたって膨らんでいった“恨み”でした。

山上徹也容疑者:「20~30年前に、母親が統一教会に入会しました。その後、多額のお金を振り込んだ影響で破産。それがそもそもの元凶です。その頃から恨んでいました。当時はナイフ1本を持って、教会の会合などをしている周辺をウロウロしたりしていました。トップの韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁をずっと狙っていました」

韓鶴子氏は“旧統一教会”の創設者の妻であり、名前を変えた現在の『世界平和統一家庭連合』の総裁を務める人物です。

山上容疑者の母親は1998年、山上容疑者が高校3年生の時に、当時の統一教会に入会したとみられています。

どれだけ献金していたのかなど、詳しくは分かっていませんが、山上容疑者の母親は2002年に自己破産しています。

山上容疑者の実家からは「家庭を壊された」と、積年の恨みを走り書きしたようなノートも見つかっています。

山上容疑者は韓総裁に対し、実際に行動を起こしていたことも新たに分かりました。

山上徹也容疑者:「2~3年前に、愛知に韓総裁が来ていました。その時、火炎瓶を持って行きました。教会のメンバーしか会場内に入れなかったので、行くだけで何もできませんでした」

3年前、韓総裁が来日した際、火炎瓶で襲撃を試みようとしたと山上容疑者は話しています。

その後、コロナのパンデミックによって、韓総裁が来日する機会は訪れませんでした。

すると山上容疑者は、恨みの矛先を安倍元総理にも向けるようになります。

山上徹也容疑者:「元凶は韓総裁かと思っていました。だから韓国に行って殺ってやろうかとも思いましたが、出国などできないと思いやめました。韓総裁を日本に連れてきた岸元総理の孫ということで、安倍元総理も一緒と思っていました。今年の3月か4月に、安倍元総理が統一教会に向けてビデオメッセージを送っていました」

岸元総理の名前を口にする山上容疑者。ただ、団体側は11日の会見でこう説明しています。

世界平和統一家庭連合・田中富広会長:「私たち法人との関係というよりは、創設者の文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁、韓鶴子総裁が推進する平和運動に、強く理解を深めてくださっていたと私は理解しています。私たちの教団は、韓国から宣教師が送られてきて、その宣教師によって1人から2人3人と広がって定着した宗教団体です。従って、その動きのなかに岸元総理が何か特別な計らいをしたとか、あるいは特別な影響を与えているかということは、まずないと思います」

また、安倍元総理のビデオメッセージについては、別の組織である友好団体宛に送られたものだったと説明しています。

山上容疑者は、自作した武器のことも詳しく供述しています。作っていたのは銃だけではありませんでした。

山上徹也容疑者:「圧力鍋の爆弾等を最初に作りました。試しに爆発させたりしましたが、特定の誰かを狙うのは向いていませんでした。銃ならば狙って撃てると思い、銃を作りました。昨年の秋ごろに銃は完成し、弾はネットで空の薬莢(やっきょう)を買ってから火薬を詰めました」

そして、実際に行動を起こします。それが事件前日の7日、岡山市民会館での演説です。

山上徹也容疑者:「実際に安倍元総理を殺そうと動いたのは、岡山県に行ったことです。自民党のホームページで、安倍元総理が岡山に応援演説に行くと予定表があったので、自分も岡山に行きました。3発発射できる銃を持っていきました。黒いリュックに入れて、弾は入った状態で、バッテリーだけ外して持っていきました」

岡山に向かう前、7日の未明には、奈良市内にある教会関連施設に隣接する建物へ“銃の試し撃ち”をしたとみられます。7日午前4時ごろ、その銃声と思われるものが防犯カメラに捉えられていました。

しかし、岡山で犯行に及ぶことはありませんでした。その理由も詳しく話しています。

山上徹也容疑者:「安倍元総理が会場に入る時か出る時を狙っていましたが、裏口からの入退場で、周りにSPがいるので、結局その日は何もできませんでした。帰りの新幹線で、自民党のホームページで、安倍元総理が翌日、奈良県に来ることが分かりました。岡山で実行できなかったので諦めかけていましたが、奈良に来るということなので、この日に安倍元総理を殺そうと思いました」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

「オバイデン」トランプ氏が強烈批判 中間選挙で現・旧大統領が舌戦(2022年11月7日)

https://youtube.com/watch?v=Ba23prZIu9g

 アメリカ中間選挙の投票日を8日に控え、現大統領、旧大統領、3人が舌戦を繰り広げています。トランプ氏は記録的なインフレを巡り、民主党の2人を「オバイデン」とちゃかし、経済政策を強く批判しています。

 バイデン政権の評価を問う、アメリカの中間選挙が現地時間8日に迫るなか、この人の気勢が上がりに上がっています。

 共和党・トランプ前大統領(76):「我々の国を成功に導き、安全で輝かしい国にするために、私がもう一度やらなければならないだろう。乞うご期待」

 アメリカの複数のメディアは2年後の大統領選挙に向けて、今月14日に再出馬宣言をすることを検討していると報じています。

 結果的にそのトランプ前大統領を勢いづかせてしまっているバイデン大統領。

 アメリカを襲う記録的な物価高への不満が収まりません。

 この日も「(Get out of here!)出ていけ!」「(We want Trump!)トランプが良い!トランプが良い!」とやじが飛んで演説が中断する一幕がありました。

 バイデン大統領(79):「言わせてください…」

 バイデン大統領の不人気で厳しい局面を迎えている民主党の頼みの綱は、現在も根強い人気があるオバマ元大統領です。

 現地時間5日、そのオバマ元大統領とバイデン大統領は激戦となっているペンシルベニア州を訪問、支持を呼び掛けると。

 そのペンシルベニア州にトランプ前大統領もプライベートジェットで降り立ちました。

 共和党・トランプ前大統領:「我々の政権では物価高はなかった。史上最高の経済で物価高はなかった」

 トランプ前大統領は、バイデン政権がもたらした経済的ダメージはアメリカ史上最悪の大統領5人を合わせても及ばないと酷評。

 民主党のツートップをこう、ちゃかしました。

 共和党・トランプ前大統領:「オバマとバイデン…我々はオバイデンと呼んでいるが、彼らはペンシルベニアの別の場所にいたがハエが群がっていたよ」

 現在、上下両院とも与党の民主党が主導権を握っていますが、世論調査では下院は野党・共和党が優勢、上院はほぼ互角、予断を許さない状況が続いていて、特にペンシルベニアなどの4つの州が勝敗の鍵を握る激戦州となっています。

 その一つ、ネバダ州では伝統的に民主党支持が多かった中南米系の移民が物価高など家計が苦しくなったことなどを理由に共和党支持に変わる現象が起きているとされています。

 中南米系アメリカ人:「共和党はよく働き、よく戦い、国を愛していますが、民主党はこの国のために働いていません。それが共和党に乗り換えた理由です」「トランプを尊敬しています。彼は中南米系のビジネスを評価してくれていますから。時々、中南米系を軽視する発言があるので一貫性はほしいですがね」

 トランプ前大統領は、自らが支持した共和党の候補者が多く勝つことで共和党勝利の立役者として大統領選再出馬宣言というシナリオを描いているとみられます。
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トランプ前大統領が写真集を発売【記者解説】(2021年11月22日)

アメリカのトランプ前大統領が自身の写真集を販売することが分かりました。
一体どんな写真集になっているのか?名村晃一元ANNアメリカ総局長が解説します。

Q.写真集の中身や枚数、値段は?

Q.写真集の発売はいつ?

Q.売れる見込みは?出版社はどこから?

Q.写真集出版の契約までの経緯は?

Q.トランプ前大統領、写真集販売の意図は?

Q.世論や共和党内で、現在も“トランプ熱”は健在?

Q.各地の州知事選などでの共和党の動きは?

Q.最近のバイデン政権の支持率は?

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トランプ氏は再び表舞台に?民主党“前哨戦”で敗北(2021年11月3日)

https://youtube.com/watch?v=7IEUPeQHmVI

アメリカ・バージニア州知事選で、バイデン大統領が支援する候補が、共和党の候補に敗れました。

今回の選挙は、来年に控える中間選挙の前哨戦と言われていますが、その選挙戦で、見え隠れしたのは、トランプ前大統領です。

ワシントン支局・布施哲支局長に聞きます。

(Q.共和党陣営がトランプ氏を隠したのはなぜですか)

布施哲支局長:「これまでトランプ不支持だった無党派層を、共和党が取りにいこうとしたからです。足元の物価高やインフレに対する不満が、特に無党派層を中心に渦巻いています。ある子ども連れの男性は『さっきガソリンを入れたんだけど、ガソリン価格がまた上がっていた」と話していました。また、ある高級住宅街にある学校の先生は『コロナ禍の失業の問題が富裕層に及んでいる。ある失業した親は、ベンツに乗って学校給食の無料配布の列に並んでいる」、共和党に入れたという女性は『バイデン大統領は、気候変動に力を入れるのはいいけども、それよりも、目先の生活に対する手当をしてほしい』と話していました。今回のバイデン大統領に対する逆風は、こうした点に尽きます。共和党は、経済の課題を中心に無党派層・中間層に訴えて支持を取り付けたといえます」

最新の世論調査によりますと、共和党支持者の約8割が、次期大統領選でトランプ氏に出馬してほしいと答えています。

(Q.トランプ氏は再び表舞台に出てきますか)

布施哲支局長:「間違いなく、2024年の大統領選挙に出てくると思います。共和党内の期待感は高く、自身のSNSを立ち上げたばかりです。支持者に対しては、連日のように献金を呼び掛けるメールを送っています。これらを総合すると、トランプ氏が2024年の大統領選挙へ再出馬することは、ほぼ確実だと思います」

(Q.来年に中間選挙を控えています。今回の敗北はバイデン政権にとってかなり痛手ではないですか)

布施哲支局長:「バイデン政権にとって深刻な結果だといえそうです。共和党は今回、コアなトランプ支持者を固めつつも、無党派層にリーチすることに成功しました。今後、この成功が共和党の勝ちパターンとして定着した場合は、来年の中間選挙はもとより、その先の大統領選挙で躍進する可能性が出てきます。気が早い話ですが、このトレンドが続けば、来年の中間選挙で民主党が上下両院を失う可能性もあるという分析まで出てきています。仮に上院、もしくは下院を失えば、新しい法律案が通らなくなりますので、バイデン政権は新しいことを始められなくなります。バイデン大統領はこれまで“未来への投資”ということで、気候変動問題に力を入れてきましたが、これが無党派層に浸透しているとは言えません。トランプ待望論で高まる共和党に対抗するためには、今後、生活の半径1メートル以内で、有権者が改善や変化を実感できる成果を挙げられるかがポイントになると思います」
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