“トランプ隠し”理由は・・・バイデン政権が牙城で敗北(2021年11月3日)

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アメリカ・バージニア州知事選で、バイデン大統領が支援する候補が、共和党の候補に敗れました。

今回の選挙は、来年に控える中間選挙の前哨戦と言われていますが、その選挙戦で見え隠れしたのは、トランプ前大統領です。

バージニア州は先の大統領選でバイデン大統領が圧勝した民主党の牙城です。支持率を見ても、民主党候補が圧勝しておかしくなかったこの選挙戦。この1年で何が起きていたのでしょうか。

共和党候補であるグレン・ヤンキン氏が力を入れていたのは、無党派層へのアプローチでした。
共和党、グレン・ヤンキン候補:「この選挙は、民主党vs共和党の戦いではないし、政治思想うんぬんの話でもありません。これはバージニア州の未来を模索する選挙なのです」

その声は、しっかり無党派層の心をつかんでいました。
集会の参加者:「(Q.バイデン政権をどう評価するか)アフガニスタンの撤退は悲惨でした。現地に人が置き去りにされました」
集会の参加者:「(Q.無党派層に支持が広がっていることについて)経済に何が起きているのか、みんな感じ取っています。バイデン政策で家計が打撃を受けているのです。無党派は国や個人の利益を考えて投票します」

就任以来、バイデン政権といえば、アフガニスタンの撤退に始まり、国内の物流は混乱、ガソリンは高騰、肝いりだった経済政策は身内からの反対で縮小を余儀なくされるなど、マイナス要素の連続です。支持率も下降の一途を辿り、今は不支持が上回っています。

共和党候補のヤンキン氏は元々、トランプ支持者としても知られていた実業家で、5月には「私が出馬する意義は、トランプ大統領によるところが大きい」と話していました。

しかし、今回の選挙戦では、トランプ前大統領が参加したイベントには姿を現さず、距離を取りました。無党派層にはトランプ前大統領にアレルギーがある人も多いので“トランプ隠し”を徹底しました。
男性:「民主党離れの動きは、税や歳出の悪い政策が原因だ。大統領選はバイデンの勝利ではなく、トランプへの抵抗感が生んだ結果。なぜバイデンに投票したのか、国民は疑問を抱き始めています」

一方の民主党候補、テリー・マコーリフ氏は、過去に一度、バージア州知事を務めている元職です。訴えるのは「ヤンキン候補=トランプ前大統領」というものでした。
民主党、テリー・マコーリフ候補:「グレン・ヤンキンは、トランプから9回も支持表明を受けている。ワクチン未接種、マスクをしない教師のもとに子どもを通わせたいですか?“グレン・トランプキン”が勝ったら、そうなります」

選挙戦には、バイデン大統領をはじめ、オバマ元大統領やハリス副大統領も応援に入りました。
バイデン大統領:「私はドナルド・トランプと闘いましたが、テリーはドナルド・トランプの“従者”と闘っています」

ただ、、こうした声は無党派層にはピンとこないようです。
集会参加者:「バイデンの場合は何も聞こえてこない。だから何をしているのか分からない。彼が精神的に持たないと思う人が、私の周りにはたくさんいます」

投票を終えたある有権者は、こう話しました。
民主党支持者:「生まれて初めて、共和党候補に投じました。民主党が国民の自由を守ってくれると思えなくなりました。急進左派に寄った政権、日常生活への様々な打撃に納得できなくなった人が増えたんだと思います」
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米政府が公表“UFO報告書”の内容は【記者解説】(2021年10月29日)

「世界のいま」を伝える特派員中継。
今回はアメリカ政府が今年6月に公表した“UFO報告書”について
ANNワシントン支局の布施哲支局長が詳しくお伝えします。

Q.“UFO報告書”=「米国家情報長官府レポート」中身は?
Q.アメリカ軍が実際に公開した映像とは?
Q.なぜ不可解な現象の正体解明に米政府が本腰?
Q.現象の正体、可能性が高いのは?
Q.FBIの内部文書にも不思議な現象に関する記述?
Q.この現象について、歴代大統領たちは何を語ってきた?
Q.本当にUFOや宇宙人は存在するの?レポートの結論は?
Q.この現象、布施記者は何だと思う?
Q.新たな報告書など今後は?

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野田氏が出馬表明 立候補者4人で総裁選大混戦!(2021年9月16日)

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 告示日を17日に控えた自民党の総裁選。16日午後、野田聖子幹事長代行が出馬を表明しました。これで立候補者は4人となり、総裁選の構図が固まりました。

 自民党、無党派・野田聖子幹事長代行:「私、野田聖子、この度の総裁選挙に出馬をさせて頂くことになりました。これまで主役になれなかった女性、子ども、高齢者、障がい者が、しっかりとこの社会のなかで生きていける。そして、生きる価値があるんだという、そういう保守の政治を自民党のなかで作り上げていきたいと思います」

 部屋に入ってきた河野太郎行政改革担当大臣を待っていたのは、小泉進次郎環境大臣です。河野大臣の総裁選勝利を期す議員の集まりです。

 自民党、無派閥・小泉進次郎環境大臣:「それでは戦場に臨む大将に一服」

 自民党、麻生派・河野行革担当大臣:「うん、おいしい」

 さらに、この陣営に加わったのが石破茂元幹事長です。

 自民党、石破派・石破茂元幹事長:「国民が納得し、信頼する自民党でありたい。その問題意識を持っているのは河野太郎だ。私はそのように、強く確信を致しております」

 世論調査で人気の高いこの3者が集まることで、地方の党員票や党友票では有利になることが見込まれます。

 ただ、石破元幹事長との連携にはデメリットがあります。安倍前総理、麻生副総理という影響力の強い2人との間に確執があるからです。

 やはり、この2人と主導権争いを続けてきた二階幹事長。16日に都内で派閥の会合を開きました。

 自民党、二階派・宮内秀樹衆院議員:「河村会長代行からのお話があったように」「(Q.それぞれの信念に従って?)投票すると」

 支持を一本化せず、自主投票を決めました。

 他の派閥は・・・。

 麻生太郎副総理:「河野太郎、岸田文雄を基本的に両名、支持したい」

 しかし・・・。

 麻生太郎副総理:「高市早苗さんという方も立候補しておられます。そういった方をどうしても応援したいという心情を否定するつもりはありませんから」

 岸田派を除くすべての派閥が実質、自主投票という異例の展開です。

 岸田前政調会長は16日朝、経団連の十倉会長と会談をしました。

 自民党・岸田派、岸田文雄前政調会長:「私の政策、特に新しい日本型の資本主義という考え方。これはまさに経団連の考え方と軌を一にするものであり、全面的に賛同するという力強いお言葉を頂きました」

 また、若手議員らで作る「党風一新の会」は岸田前政調会長、そして高市前総務大臣のもとを訪れ、総裁選を通じた党改革を求めました。

 ちなみに、16日は菅政権発足から1年です。

 立憲民主党・安住国対委員長:「結局、総理はコロナに負けたんじゃないか。先手を打てなかった。
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総裁選混戦のまま最終盤 “決選投票”確実な情勢(2021年9月27日)

 自民党総裁選挙は投開票まであと2日になりました。混戦のまま最終盤を迎え、決選投票が確実な情勢です。

 (政治部・小池直子記者報告)
 各陣営とも2、3位連合など、決選投票を見越した戦略に完全に軸足を移しています。

 まだ態度を明らかにしていない議員が1割以上いますが、岸田氏は3割を超え、河野氏は3割弱、そして高市氏は2割の支持を固めています。野田氏は推薦人の20人から広がりを見せていません。

 党員・党友票を巡っては、河野氏がおよそ5割を獲得したとみられていますが、どの候補者も過半数には届きません。

 党員票で優位に立つ河野陣営は、「岸田氏で衆院選挙に勝てるのか」「2位、3位連合で世論の声を無視したらおきゅうをすえられる」と訴え牽制(けんせい)しています。

 高市陣営は後ろ盾となっている安倍氏を中心に議員票の獲得に最後の追い込みを掛けています。

 追い上げられている岸田氏は2位を死守して、決選投票での逆転を狙います。

 岸田氏と河野氏の決選投票となった場合は、高市陣営のほとんどが岸田氏を支持するとの見方が強く岸田氏が逆転する公算が高まっています。

 河野氏と高市氏の決選投票では岸田氏を支持した議員の多くが河野氏の支援に回る可能性もあり、投票箱が閉まるぎりぎりまで激しい攻防が続きます。
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総裁選のカギ? SNS「空中戦」で3氏“猛アピール”(2021年9月13日)

https://youtube.com/watch?v=8vMLZ1GudSM

 自民党総裁選では、新型コロナの影響で、街頭演説が難しくなるなか、それぞれが力を入れるのは、SNSを活用した「空中戦」です。

■河野氏 ツイッターに“体当たり”

 河野太郎行革担当大臣(58):「おととい、出馬会見の後、立ち上げた私の総裁選ツイッターアカウント、フォロワーがすでに10万人を超えました。どうもありがとうございます」

 河野太郎行革担当大臣は、ツイッターなどによる“発信力”を売りとしています。

 河野太郎行革担当大臣:「保育士さんたちの処遇をしっかりして、安心して、子どもたちをお任せできるような、処遇の改善。しっかりやっていきたい」

 フォロワー数240万人は、安倍前総理、小池都知事らを上回り、日本の政治家では、堂々のトップです。

 「総裁選 ドリアン喰って いざ、出陣」というツイートには、5万件以上の「いいね」が集まりました。

 10日には、総裁選用に新規アカウントを開設。テレビ出演予定を投稿した写真は、防衛大臣時代、陸上自衛隊の降下訓練にチャレンジした時の様子でした。

 体当たりで、総裁選に挑むという意気込みなのでしょうか。

■高市氏 SNS“負の部分”見たが・・・

 高市早苗前総務大臣(60):「安定的な電力供給というのは、私たちの生活だけではなく、産業にとっても大切です」

 インスタグラムで、政治活動やメディア出演を淡々と報告するのは、高市早苗前総務大臣です。

 11日には、2年半以上更新していなかったツイッターを再開しました。実は、ツイッターでは過去に痛い目に遭っています。

 高市早苗総務大臣(去年7月、当時):「過去に、私自身もツイッターを利用しようと楽しみにアカウントを設定して、すぐに乗っ取られ、私が発信していない内容が発信された経験を持ちます。ですから、現在、ツイッターを積極的に活用していない」

 SNSを巡っては、総務大臣時代、「匿名で他人を誹謗(ひぼう)中傷する行為は、人として、ひきょうで許しがたい」と話し、インターネット上で誹謗中傷を受けていた女子プロレスラーの木村花さんが亡くなったことを受け、発信者の特定を容易にする改正法案を進めました。

 SNSの“負の部分”も見てきた高市前総務大臣でしたが、今回は総裁選に向けて、SNSを積極的に運用しています。

■岸田氏 ユーチューブで“積極配信”

 岸田文雄前政調会長(64):「人権問題担当の総理補佐官を創設して、省庁横断的に人権問題について、しっかりと体制を固めて、国際社会に発信していく」

 12日もユーチューブの生配信を行った岸田文雄前政調会長。ツイッターのフォロワー数は、他の2人に劣るものの、ユーチューブを駆使して、積極的に配信を行っています。

 政策の訴えだけでなく、プライベートな質問にも答えています。

 岸田文雄前政調会長:「(Q.漫画は読む?)最近、聞かれますが、読んでおります。今話題になってる漫画も、読むように努力している。少し前になりますが、『鬼滅の刃』は全部読んだ」

■枝野代表 「アベノミクス」検証へ

 総理候補によるSNSでの発信。街の人は、どのように受け止めているのでしょうか。

 河野行革担当大臣のSNSについて・10代高校生:「とがっているなという感じがしました。八方美人になるよりかは、自分の意見とかを貫ける人の方が、自分は信用できるなという感じはします」

 高市前総務大臣のSNSについて・40代女性:「顔は分かる。活動は色んなことやっているということが分かる」

 岸田前政調会長のSNSについて・10代高校生:「LIVEで喋っているので、その場で考えを伝えられるというのは魅力的」

 一方、立憲民主党の枝野代表は12日、党のインターネット番組で安倍前総理大臣の経済政策「アベノミクス」の検証を行うため、党内に検証委員会を設ける方針を示しました。
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「勝ったも同然」演説 トランプ大統領の狙いは・・・(2020年11月4日)

大接戦となったアメリカ大統領選。トランプ大統領が開票後に初演説し、「勝ったも同然」などと支持者に向けてアピールしました。ワシントン支局から布施哲支局長の報告です。
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“日米安保”トランプ大統領の発言 真意は(19/06/28)

世界が注目するなか、28日にG20首脳会議が大阪で開幕しました。 (布施哲記者報告) (Q.日米安保に関するトランプ発言だが、真意はどこにあるのか?) ギョッとする発言ですが、トランプ大統領一流の交渉術、駆け引きと言っていいと思います。大体、重要な首脳会談がある直前に過激発言をして相手を驚かせて自分のペースに引き込むのが常套(じょうとう)手段ですので、今回もそうじゃないかなと思います。日米安保で過激発言をして日本からは貿易分野で何かを引き出そうという狙いだと思います。 (政治部・吉野真太郎記者報告) (Q.この発言に関して、28日朝の日米会談のなかでは出ていたか?) 出ていなかったようです。「さすがにないよね」ということだと思いますが、むしろメインテーマは貿易や投資という経済面でした。首脳会談のたびにトランプ大統領は貿易の不均衡問題や不満を口にしています。それは、取りも直さずトランプ大統領自らの再選に絡んだテーマだからです。日本はそのことは織り込み済みです。 独自で入手した安倍総理大臣が用意したペーパーには、先月の首脳会談から1カ月で日本がいかにアメリカに投資したかということが書かれています。しかも、そのなかにはトランプ大統領にとっての重点選挙区のアメリカ・ミシガン州といったものも含まれていて、日本の主張もしながらトランプ大統領のかゆいところにも手が届くといった資料なんです。実際、この紙がトランプ大統領に響いているようで、会談のなかでミシガン州という名前も引き合いに出しながら日本の企業に感謝するという発言があったそうです。 (布施哲記者報告) (Q.大統領選挙を控えているトランプ大統領に貿易と安全保障の戦略は密接に関わってくる?) 当然そうです。貿易の分野で何か成果を作ってそれを大統領選挙でアピールしたい、再選につなげたいところがあるので、そのためにトランプ大統領はG20で動いていると言っても過言ではないと思います。
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トランプ大統領 コメント発表へ 総理の体調に関心(2020年8月28日)

安倍総理大臣の辞任を受けてアメリカ・ワシントンから報告です。

 (高羽佑輔記者報告)
 関係者によりますと、大統領選挙で忙しいなかでも安倍総理の健康状態に関する情報はトランプ大統領に定期的に報告をされていました。大統領は夜が明けてからコメントするとみられます。安倍総理はトランプ大統領と親密な関係を築き、北朝鮮問題ではアメリカが安易な妥協をしないよう頻繁に働き掛けました。一方、親密な関係が政策に与える効果は限定的でニューヨーク・タイムズは辞任に際し、「予測不可能な大統領のご機嫌を取っていた」と述べるにとどめました。また、トランプ大統領は在日米軍の駐留経費の大幅な増額を求めていました。ランド研究所のジェフリー・ホーナン氏は「ワシントンには日本に対して安全保障上のより大きな貢献を求める機運がある」と話しています。大統領選挙で仮に民主党のバイデン氏が当選した場合でも日本は何かしらの形で負担の増加を求められる可能性があり、これが次の総理が対応する課題になりそうです。
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「非核化急がない」トランプ大統領 具体的成果は・・・(19/02/28)

アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長は2日目の会談に臨んでいます。トランプ大統領は冒頭、「非核化の交渉は急いでいない」と発言しました。ベトナム・ハノイの会場前から報告です。 (高羽佑輔記者報告) トランプ大統領と金委員長がホテルに入ってから約1時間が経ちます。
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総理も驚いた トランプ大統領に届いた金委員長書簡(18/09/27)

トランプ大統領は2度目の米朝首脳会談に前向きですが、朝鮮半島問題というのは今、どういう進展をみせているのでしょうか。アメリカ・ニューヨークから報告です。
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トランプ氏の金庫番を起訴 次期大統領選への影響は(2021年7月2日)

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 アメリカのトランプ前大統領の一族が経営する企業とトランプ氏の金庫番を長年務めてきた人物が脱税など15の罪で起訴されたことが分かりました。ワシントンから報告です。

 (小島佑樹記者報告)
 次の大統領選への出馬をにらんで遊説を始めるなど、政治の表舞台に戻ってきたトランプ氏に暗雲が立ち込めています。

 起訴状によりますと、トランプ氏一族が経営するトランプ・オーガニゼーションと財務の責任者・ワイセルバーグ被告は2005年以降、住居費などの2億円近い福利厚生を適切に申告せず脱税したなど15の罪に問われています。

 今回の起訴にトランプ氏本人は含まれていないのですが、これ以外にも検察当局はトランプ氏の複数の疑惑について捜査を進めているとされています。

 ワイセルバーグ被告が今後、検察側との司法取引に応じて不正を証言するのではとの見方も出ていて、かつての金庫番から重要な証言が飛び出すことになればトランプ氏を巡る捜査が急展開を見せる可能性も出てきます。
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