ロシア・トルコ首脳会談始まる プーチン大統領「穀物協議応じる用意」(2023年9月4日)

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 ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領がロシア南部のソチで約1年ぶりに直接対面し、首脳会談を行いました。

 ロシア プーチン大統領:「穀物合意についてあなたが話すつもりだと分かっています。我々は交渉に応じる用意があります」

 プーチン大統領は会談の冒頭でロシアが7月に離脱した黒海を通じた「穀物回廊」=ウクライナ産穀物の輸出合意について「交渉に応じる用意がある」と述べました。

 ただ、ロシア産農産物の輸出などを条件に挙げていて、合意が再開できるかは不透明な状況です。

 トルコのエルドアン大統領は「トルコとロシアの関係において今、最も重要なことは穀物回廊についてだ」と述べたほか、トルコメディアはロシアとウクライナの停戦交渉に向けて仲介役を申し出るつもりだと報じています。

 エルドアン大統領はプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の双方と対話ができる数少ない首脳です。
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焦点はウクライナへの“複数年”支援 NATO首脳会議が開幕(2023年7月11日)

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NATO首脳会議が日本時間11日午後8時過ぎ、開幕しました。ウクライナへの長期的な軍事支援が打ち出せるかが焦点です。

首脳会議は、バルト三国のリトアニアで2日間に渡って開かれます。

ウクライナへの全面侵攻が始まってから500日が経過するなか、さらなる長期化を見据え“複数年”という単位での軍事支援をウクライナに表明するべく、加盟国の協議が行われているとみられます。

ウクライナが長年求めてきたNATO加盟についても、将来の加盟に向けた道筋が議論される予定です。

前日には、スウェーデンのNATO加盟について難色を示していたトルコが態度を翻し、スウェーデンの加盟がほぼ確実になりました。
NATO・ストルテンベルグ事務総長:「スウェーデンのNATO加盟は、この重要な時期において、全NATOの安全保障に恩恵をもたらす歴史的一歩となります」

これで北欧5カ国すべてがNATO陣営に加わることになり、ロシアはさらに苦しい立場に立たされることになります。
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「オバイデン」トランプ氏が強烈批判 中間選挙で現・旧大統領が舌戦(2022年11月7日)

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 アメリカ中間選挙の投票日を8日に控え、現大統領、旧大統領、3人が舌戦を繰り広げています。トランプ氏は記録的なインフレを巡り、民主党の2人を「オバイデン」とちゃかし、経済政策を強く批判しています。

 バイデン政権の評価を問う、アメリカの中間選挙が現地時間8日に迫るなか、この人の気勢が上がりに上がっています。

 共和党・トランプ前大統領(76):「我々の国を成功に導き、安全で輝かしい国にするために、私がもう一度やらなければならないだろう。乞うご期待」

 アメリカの複数のメディアは2年後の大統領選挙に向けて、今月14日に再出馬宣言をすることを検討していると報じています。

 結果的にそのトランプ前大統領を勢いづかせてしまっているバイデン大統領。

 アメリカを襲う記録的な物価高への不満が収まりません。

 この日も「(Get out of here!)出ていけ!」「(We want Trump!)トランプが良い!トランプが良い!」とやじが飛んで演説が中断する一幕がありました。

 バイデン大統領(79):「言わせてください…」

 バイデン大統領の不人気で厳しい局面を迎えている民主党の頼みの綱は、現在も根強い人気があるオバマ元大統領です。

 現地時間5日、そのオバマ元大統領とバイデン大統領は激戦となっているペンシルベニア州を訪問、支持を呼び掛けると。

 そのペンシルベニア州にトランプ前大統領もプライベートジェットで降り立ちました。

 共和党・トランプ前大統領:「我々の政権では物価高はなかった。史上最高の経済で物価高はなかった」

 トランプ前大統領は、バイデン政権がもたらした経済的ダメージはアメリカ史上最悪の大統領5人を合わせても及ばないと酷評。

 民主党のツートップをこう、ちゃかしました。

 共和党・トランプ前大統領:「オバマとバイデン…我々はオバイデンと呼んでいるが、彼らはペンシルベニアの別の場所にいたがハエが群がっていたよ」

 現在、上下両院とも与党の民主党が主導権を握っていますが、世論調査では下院は野党・共和党が優勢、上院はほぼ互角、予断を許さない状況が続いていて、特にペンシルベニアなどの4つの州が勝敗の鍵を握る激戦州となっています。

 その一つ、ネバダ州では伝統的に民主党支持が多かった中南米系の移民が物価高など家計が苦しくなったことなどを理由に共和党支持に変わる現象が起きているとされています。

 中南米系アメリカ人:「共和党はよく働き、よく戦い、国を愛していますが、民主党はこの国のために働いていません。それが共和党に乗り換えた理由です」「トランプを尊敬しています。彼は中南米系のビジネスを評価してくれていますから。時々、中南米系を軽視する発言があるので一貫性はほしいですがね」

 トランプ前大統領は、自らが支持した共和党の候補者が多く勝つことで共和党勝利の立役者として大統領選再出馬宣言というシナリオを描いているとみられます。
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“トランプ隠し”理由は・・・バイデン政権が牙城で敗北(2021年11月3日)

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アメリカ・バージニア州知事選で、バイデン大統領が支援する候補が、共和党の候補に敗れました。

今回の選挙は、来年に控える中間選挙の前哨戦と言われていますが、その選挙戦で見え隠れしたのは、トランプ前大統領です。

バージニア州は先の大統領選でバイデン大統領が圧勝した民主党の牙城です。支持率を見ても、民主党候補が圧勝しておかしくなかったこの選挙戦。この1年で何が起きていたのでしょうか。

共和党候補であるグレン・ヤンキン氏が力を入れていたのは、無党派層へのアプローチでした。
共和党、グレン・ヤンキン候補:「この選挙は、民主党vs共和党の戦いではないし、政治思想うんぬんの話でもありません。これはバージニア州の未来を模索する選挙なのです」

その声は、しっかり無党派層の心をつかんでいました。
集会の参加者:「(Q.バイデン政権をどう評価するか)アフガニスタンの撤退は悲惨でした。現地に人が置き去りにされました」
集会の参加者:「(Q.無党派層に支持が広がっていることについて)経済に何が起きているのか、みんな感じ取っています。バイデン政策で家計が打撃を受けているのです。無党派は国や個人の利益を考えて投票します」

就任以来、バイデン政権といえば、アフガニスタンの撤退に始まり、国内の物流は混乱、ガソリンは高騰、肝いりだった経済政策は身内からの反対で縮小を余儀なくされるなど、マイナス要素の連続です。支持率も下降の一途を辿り、今は不支持が上回っています。

共和党候補のヤンキン氏は元々、トランプ支持者としても知られていた実業家で、5月には「私が出馬する意義は、トランプ大統領によるところが大きい」と話していました。

しかし、今回の選挙戦では、トランプ前大統領が参加したイベントには姿を現さず、距離を取りました。無党派層にはトランプ前大統領にアレルギーがある人も多いので“トランプ隠し”を徹底しました。
男性:「民主党離れの動きは、税や歳出の悪い政策が原因だ。大統領選はバイデンの勝利ではなく、トランプへの抵抗感が生んだ結果。なぜバイデンに投票したのか、国民は疑問を抱き始めています」

一方の民主党候補、テリー・マコーリフ氏は、過去に一度、バージア州知事を務めている元職です。訴えるのは「ヤンキン候補=トランプ前大統領」というものでした。
民主党、テリー・マコーリフ候補:「グレン・ヤンキンは、トランプから9回も支持表明を受けている。ワクチン未接種、マスクをしない教師のもとに子どもを通わせたいですか?“グレン・トランプキン”が勝ったら、そうなります」

選挙戦には、バイデン大統領をはじめ、オバマ元大統領やハリス副大統領も応援に入りました。
バイデン大統領:「私はドナルド・トランプと闘いましたが、テリーはドナルド・トランプの“従者”と闘っています」

ただ、、こうした声は無党派層にはピンとこないようです。
集会参加者:「バイデンの場合は何も聞こえてこない。だから何をしているのか分からない。彼が精神的に持たないと思う人が、私の周りにはたくさんいます」

投票を終えたある有権者は、こう話しました。
民主党支持者:「生まれて初めて、共和党候補に投じました。民主党が国民の自由を守ってくれると思えなくなりました。急進左派に寄った政権、日常生活への様々な打撃に納得できなくなった人が増えたんだと思います」
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トランプ大統領 米軍は「海外関与より自国防衛を」(20/06/14)

アメリカのトランプ大統領は陸軍士官学校で演説し、アメリカ軍は海外への関与よりも自国の防衛を優先すべきだと強調しました。

 トランプ大統領:「アメリカ軍の任務は、よその国の再建ではない。外敵から我が国を守ることが任務だ」「聞いたこともない遠方の地で続く紛争の解決がアメリカ軍の役割ではない」
 陸軍士官学校の卒業式に出席したトランプ大統領はこのように述べ、海外への関与に否定的な考えを改めて示しました。トランプ大統領は11月の大統領選挙を前にこうした公約の実現を意識してアフガニスタンやイラク、ドイツに駐留するアメリカ軍の撤退や削減を進めていて、一部には在韓米軍の削減も検討しているとの声が出ています。一方で、トランプ大統領は演説のなかで新型コロナウイルスについて「中国から来た敵」だと指摘するなど、中国に対する強硬姿勢をアピールしました。
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トランプ大統領が最重要州でバイデン氏を激しく攻撃(2020年10月27日)

アメリカ大統領選挙は1週間後に迫りました。トランプ大統領は最重要州とされる東部ペンシルベニア州で演説し、民主党のバイデン候補を激しく攻撃しました。

 トランプ大統領:「バイデンの貿易協定で中国が台頭し、ペンシルベニア州は半分の製造業を失ったんだ。バイデンはペンシルベニアを裏切った。どうして彼に投票できるんだ?」
 ペンシルベニア州に集まる鉄鋼などの製造業は中国企業の台頭で大きな打撃を受けていて、トランプ大統領は中国に甘いというイメージを強調することでバイデン氏にダメージを与える狙いがあります。ペンシルベニア州はトランプ大統領の再選に決定的な影響を与えるとされていて、トランプ大統領はこの日だけで州内の3カ所を回って最終盤の追い込みをかける予定です。
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トランプ大統領「私はしない」が国民にマスク推奨(20/04/04)

トランプ大統領は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、医療関係者ではない国民に対してもマスクや布の着用を勧める方針を示しました。

 トランプ大統領:「CDC(疾病対策センター)は自発的な衛生対策として布を使って顔を覆うことを勧める。自主的なものだ。私はしないと思う」
 アメリカではこれまで、せきなどの症状がない国民にはマスクの着用は勧められていませんでしたが、症状のない感染者が無意識に感染を拡大させる懸念が広がって方針を変えた形です。トランプ大統領は、マスクの着用を一律に勧めることは不安をあおるとして否定的だとされていました。「着用は自主的なもの」だと強調し、自らも「しないだろう」と話しました。
 一方、トランプ大統領は11月に予定されているアメリカの大統領選について、予定通り実施されるという考えを示しました。ジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、アメリカでは約27万7000人の感染が確認され、7000人以上が死亡しています。
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「非核化急がない」トランプ大統領 具体的成果は・・・(19/02/28)

アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長は2日目の会談に臨んでいます。トランプ大統領は冒頭、「非核化の交渉は急いでいない」と発言しました。ベトナム・ハノイの会場前から報告です。 (高羽佑輔記者報告) トランプ大統領と金委員長がホテルに入ってから約1時間が経ちます。
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トランプ氏 フェイスブックなど大手IT企業を提訴(2021年7月8日)

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 アメリカのトランプ前大統領は、自身のアカウントを凍結しているフェイスブックなどの大手IT企業を提訴したと明らかにしました。

 アメリカ、トランプ前大統領:「ソーシャルメディア企業が米国民に対し行っている違法で恥ずべき検閲行為を直ちにやめるよう求める」

 トランプ前大統領は7日、フェイスブック、グーグル、ツイッターとそれぞれの経営幹部を提訴したと述べました。

 「アメリカでは、意見を述べたり真実を表現したりする自由がある。それが我々の魂だ」などと主張し、アカウントの回復や懲罰的な損害賠償を求めるということです。

 トランプ前大統領のSNSのアカウントは、1月の議事堂襲撃事件以降、凍結や利用停止となっていて発信力の低下を指摘する声が上がっています。
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トランプ氏「選挙で私が正しいと証明する・・・」(2021年7月4日)

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 アメリカのトランプ前大統領が自身の企業や側近が起訴されて以来、初めて公の場で演説し、捜査を強く批判しました。

 トランプ前大統領:「何があろうともヒラリーや民主党は捜査されない一方で、政治的理由で私や家族、部下を狙うためにはあらゆる力を動員しようとしている」

 トランプ前大統領はさらに、「新型コロナウイルスは中国・武漢の研究所が発生源であり、巨額の賠償金を中国に請求すべき」だと持論を改めて展開したほか、バイデン政権下で不法移民が増加していると批判しました。

 また、「選挙で私が正しいことを証明するしかない」と述べるなど、これまで匂わせてきた2024年の大統領選挙への出馬を改めて示唆する一幕もありました。

 演説会場には台風のなか、数千人以上が数時間前からトランプ前大統領の登場を待ち続けるなど根強いトランプ人気をうかがわせました。

 一方で、捜査の手が今後、トランプ前大統領の身辺に伸びることになれば政治的打撃となる可能性も指摘されています。
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トランプ氏に大歓声 大統領選に意欲「勝たねば」(2021年6月27日)

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 トランプ前大統領が2024年の大統領選挙に意欲を示しました。

 アメリカ、トランプ前大統領:「米国を救いたい人々の最優先事項は来年の中間選挙と2024年の大統領選挙の大勝利のために、すべてのエネルギーを注ぎ込むことだ」

 退任後、初の支持者集会にトレードマークの帽子をばらまきながら登場したトランプ前大統領は「去年の大統領選挙で不正があった」と改めて主張し、「3度目の勝負も勝たなければならない」と大統領選挙への出馬を示唆しました。

 さらに「戦いは始まったばかりだ」とも訴え、大歓声を浴びました。
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トランプ氏が演説再開 中間選挙に向け集会で(2021年6月6日)

https://youtube.com/watch?v=BNe4O28RQvY

 アメリカのトランプ前大統領が約3カ月ぶりに支持者らを前に演説し、来年の中間選挙に向けて共和党員への支持を訴えました。

 トランプ氏:「アメリカが生き残るかどうかは、来年の中間選挙を皮切りに、共和党員をどれだけ選出できるかにかかっている。私たちはそれを成し遂げなければならない」

 ノースカロライナ州で5日に開かれた共和党大会で、大きな拍手で迎えられたトランプ前大統領は共和党員への支持が「私たちの国を取り戻すことになる」などと訴えました。

 約3カ月ぶりとなった演説では、反トランプ派の共和党員を批判したほか、トランプ前政権からの転換を進めるバイデン政権については、「歴史上最も過激な左翼政権」などと批判を繰り返しました。

 トランプ前大統領が再開した集会演説は今後、去年の大統領選で接戦となったフロリダ州などでも予定されています。

 大統領の任期中に積極的に活用してきたSNSのアカウントは凍結されていて、こうした集会演説を再開することで影響力を維持したい狙いがあるとみられます。
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