「ママ帰ってこない」助け求める 小3長男“置き去り”母親を逮捕【スーパーJチャンネル】(2024年1月17日)

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■小3長男“置き去り”母親を逮捕

 近所の人が真面目そうに見えたという母親。保護責任者遺棄の疑いで逮捕・送検された会社員の芥里菜容疑者(25)です。

 去年10月27日ごろから約2週間にわたり、当時8歳の長男を自宅アパートに置き去りにした疑いが持たれています。

■「ママ帰ってこない」助け求める

 事件が発覚した去年11月9日。

警察に通報した近所の人
「夕方の5時ごろにインターホンが鳴って、玄関に出て『どうしたの?』と聞いたら『ブレーカーが落ちちゃった』と。『電気が付かない』みたいなことを言ってたので」

 「ママが帰ってこない」「自宅の電気が使えない」と助けを求めに来たのは数回、見掛けたことがあるものの付き合いのない芥容疑者の長男でした。

警察に通報した近所の人
「雰囲気的には淡々と答えているような感じで。『何でブレーカー落ちちゃったのかな』と言ったので『電気を使い過ぎちゃったりすると落ちるよね』と話をしたら、『そんな使ってないんだけどな』と言われたので」

 芥容疑者は長男と2人暮らし。料金を滞納していたのか、電気は止められていました。

警察に通報した近所の人
「お母さんは連絡しているけど仕事に行ってるみたいなことを言っていたので。『連絡取れない』と言ってて、『携帯の充電も切れそう』と。『いつから帰ってきてない?』と聞いたら、最初は2、3日みたいな言い方をしてて。聞いていると、もっと前から帰ってきてないのかなと」

 この時点で約2週間、放置されていた長男。芥容疑者が置いていったレトルト食品や祖母が送ったカップ麺などを食べていたため栄養状態に問題はなかったものの、学校には行っていませんでした。

 芥容疑者は長男を置き去りにしたまま交際相手の男性宅に滞在していました。

警察に通報した近所の人
「『いつ帰ってくるかな』と、ぼそっとつぶやいていたので、待っているんだろうなと。やっぱりお母さんのことが好きなんだろうなという印象を受けた」

 取り調べに対して芥容疑者は容疑を認め、「子どもとどう向き合うか悩んでいた」と供述しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

“地震5分後”に撮影 津波の脅威…発生5日目 いまだ見えぬ被害の全容【報道ステーション】(2024年1月5日)

https://youtube.com/watch?v=g6apVlY9KTk

地震発生から5日目を迎えても、いまだ被害の全容が見えません。

元日の珠洲市を襲った津波。地震発生から、わずか5分後の映像です。住宅街を駆けめぐる津波の勢いは、車を浮かせて、押し流すほどです。

津波の被害は、どれほどのものだったのか。
能登半島の大動脈、国道249号。震度7の地震の震源地となった珠洲市に入ると、景色が変わりました。道路には亀裂が走り陥没。う回した道路の周りも崩れた建物ばかりです。

地震発生直後、津波に襲われた珠洲市。しかし、その時点から潮位計のデータが届かなくなっていました。上空からの画像を気象庁が分析したところ、海だった観測地点周辺は、地面が露わに。地盤が隆起したことで、潮位計が海面より高くなり、観測できなくなったとみられます。

日本地理学会によりますと、浸水した範囲は約80ヘクタール。宝立町鵜飼では、標高3メートルほどまで津波が到達していたといいます。
住民:「川の水がもう引いてたんです。濁流みたいに潮が引く。津波の前兆、それを見たので、車を捨てていきました」

地震で崩れた道路が行く手を阻みます。やっと通じた県道の先、震源に近い展望台は、支援物資の集積場所になっていました。

家族で帰省していたところ、被災した男性。
帰省中に被災・田中憲士さん(44):「同じような人らがたくさんいるんで、備蓄も、どこも元々、住んでる人の分しか備蓄してなかったので、今回、帰省客が多いんで、足りていないんですって、どこも」

両手には、たくさんのスマホが。避難しているほかの人のスマホも預かって来たそうです。
帰省中に被災・田中憲士さん(44):「どんな情報が入っているか知りたいので、預かって。わかる範囲で、誰が無事か、あの人どうなったか確認しに。(Q.歩いて)歩いて。(Q.何時間かかった)2時間くらいはかかりますね。(Q.これからが大変ですよね)そうですよね。いろいろ情報が入って来ていて、希望が見えてきたので、情報がないというのが、水とか食料の次にきつかったので。これが入ってきて、もう少し頑張ろうという気持ちが出てきたので、なんとか金沢まで戻れるように頑張っていきたい」

輪島市では、道路の状況を確認するため、県の土木事務所が、車を走らせました。でも、その直後、引き返してきます。
土木事務所の職員:「この先、100メートルほど行ったところで、落石になっていて、全部、ふさいでいる状況。(Q.地上からの救出は難しい状況か)わかりませんね。あっちもこっちも寸断されているので」

輪島市で、これまでに死亡が確認されたのは55人。安否のわからない人は121人と、今回の地震で、最も多くの人的被害が出ています。

1300年続いてきたとされる輪島の朝市は、もう跡形もありません。国土地理院の分析によりますと、4万8000平方メートルが焼けたと推定されることがわかりました。東京ドームを上回るほどの広さです。

なぜ、これほどまで被害が広がったのか。出火直後、動画を撮影した住民に話を聞きました。
動画撮影者・坂上公平さん(74):「誰1人もいないんだよ。みんな逃げたんですよね。大津波から一目散に、車を置いて逃げた。火がついてボンボン、怖くて近づけないくらい火柱が立つし、(車が)燃えると隣に移るし」

消火活動が始まっても一筋縄ではいきませんでした。
動画撮影者・坂上公平さん(74):「(地震で)消火栓が、全部、止まった。『川の水から取ったら?そこが川だから』と言ったら、『川の水が引いて取れないんだ』と。おそらく津波で引いたのでは。『海の水があるから、そこから取ったら?』と言ったら『怖くて行けない』と」

生存率が下がるとされる72時間を超えても、助け出される人はいます。ただ…
救助された女性の長男:「母親は救助されたんですけど。弟が母親をかばっていて、それで母親は大丈夫だったみたい。母親が助けられたとき、かなり低体温だったんだけど、弟が側にいて、その体温で、低体温が防げたのでは」

男性の弟は、母親に覆いかぶさるようにして亡くなっていたそうです。

400人が身を寄せる避難所では、ようやく仮設トイレが設置されました。
避難した住民:「避難所の中にも簡易トイレはありますけど、もう詰まっちゃって、あふれる状態ですから。排泄は、一番、みんな困っていると思います」

事情があって避難所に行けない人たちもいます。
輪島市にある施設では、ケアが必要な高齢者や障害者10人が避難生活を送っています。
社会福祉法人『弘和会』・藤沢美春部長:「認知症や一般の方と一緒にいれない方が、行政の方から依頼があって、こちらの方に来ている方も何名かいる。障害のある方は、災害があったときに一般の避難所には行けない。なぜなら、通常と違うことに混乱し、障害特性によってはパニックになったり、避難所で大声上げたりとか、皆さんと一緒にいられない」

部屋を分けて、地域の人たちも受け入れています。被災した職員も多く、人手が足りません。
社会福祉法人『弘和会』・藤沢美春部長:「普段の数に比べたら10分の1くらいしか来ていない。職員が5日間、着の身着のままで仕事しているので。職員も被災して、家が潰れた方が何人もいる。5日目で、みなさん先が見えない。職員も、きょう1人倒れたので限界かなと」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

“高島屋ケーキ騒動” クリスマスの悲劇「9個中8個崩れていた」【スーパーJチャンネル】(2023年12月25日)

https://youtube.com/watch?v=0rvkxaoQyvU

 完璧な状態で届くはずだった高島屋のクリスマスケーキ。ところが、崩れた状態で届くケースが頻発。苦情や問い合わせは530件に及んでいるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

崩れたクリスマスケーキ 苦情など370件 原因不明 高島屋がオンライン販売 【ワイド!スクランブル】(2023年12月25日)

 高島屋でオンライン販売されたクリスマスケーキが崩れた状態で客に届いた問題は、これまでに370件の問い合わせや苦情が寄せられています。

 問題のケーキは、オンラインストア限定でおよそ2900個が予約販売されました。

 高島屋によりますと、ケーキが崩れて購入客に届いたという問い合わせが、23日から24日午後8時までにおよそ370件寄せられたということです。

 問い合わせがあった370件の届け先のエリアは分散していて、偏りはなかったとしています。

 原因については調査中で、高島屋はホームページに謝罪文と問い合わせ窓口を表示し、返金も含めた対応をするとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

“ウラ金”強制捜査に安倍派・二階派は 小泉元総理ら重鎮は冗舌も疑惑政治家ダンマリ【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2023年12月20日)

https://youtube.com/watch?v=lafD0dv7Oe4

 自民党の派閥への家宅捜索は19年ぶりです。19日に安倍派の清和政策研究会と二階派の志帥会に強制捜査が入りました。

■「会計管理は適切」のはずが…

 年の瀬も迫るなか、自民党中枢に入った捜査のメス。

 安倍派と二階派では、パーティー券の販売ノルマを超えた収入が所属議員側にキックバックされ、収支報告書に記載されていない疑いがあります。総額は安倍派がおよそ5億円、二階派が1億円以上とみられます。

 二階派への強制捜査で、注目されているのが人数です。19日に東京地検特捜部の係官ら24人が、二階派の事務所に家宅捜索に入りました。

 今回の強制捜査に驚きを隠せないのは、二階派の関係者です。

二階派関係者
「この前、事務局へ行ったが『きちんと(会計管理)できてる』と聞いていた。その後、安倍派と二階派が裏金という報道があり、なぜかなと。会計責任者の方はきちんとしてると思うが、もし裏金があるとすれば、どういう力が作用したのか」

 二階派からは「会計管理は適切に行っている」との説明を受けていたことを明かしました。

■進退は?“検察指揮”法務大臣も二階派所属

 今回の状況を受けて、安倍派の大臣や副大臣らは事実上更迭されていますが、二階派は大臣が2人、副大臣が1人、閣内に残っています。

二階派 自見英子万博担当大臣
「(Q.ご自身キックバックを受けたことは?)ございません」「(Q.安倍派の大臣はやめたがご自身は?)お答えする立場にありません」

 もう一人の大臣は、検察を監督する立場にある小泉龍司法務大臣です。所属する二階派=志帥会が強制捜査の対象となり、公平性を疑問視する声も出ています。

二階派 小泉法務大臣
「志帥会(二階派)の今状況を、私も見極めたいと。そうした対応状況などを踏まえて、私自身と政策集団との関わりについて、適時適切に判断していきたい」

■安倍派「じっと耐える」

 安倍派五人衆の一人で、裏金疑惑が持たれている高木毅事務総長は言葉少なです。

安倍派五人衆の一人 高木事務総長
「派閥から出したコメント通りです。捜査には協力してまいりたいと考えている」

安倍派コメント
「政治の信頼を損ねることとなり、心よりお詫び申し上げます」

安倍派関係者
「とにかく(来月)通常国会が始まるころには、傷の浅い人たちで再出発していく。それまではじっと耐える」

■派閥に逆風、重鎮「今の政界はぐしゃぐしゃ」

 一方、報道陣に口を開いたのは、銀座で会食していた自民党の“重鎮”たちです。

小泉純一郎元総理大臣
「(Q.清和会に強制捜査が入ったが?)(会食で)そんな話は出なかった」「(Q.派閥の解消については?)いやいや、みんな仲間だから。世間話ばっかり。頑張ろうと」「(Q.総裁選の話などは?)全然しない」

自民党元副総裁 山崎拓氏
「きょうは強制捜査が入ったので、二階さんが出席できなかった。二階さんが来られなかったのが話題になった。今後の捜査を見守るしかないので」

志帥会元会長 亀井静香氏
「3人集まれば必ず派閥はできる。それが人の世の流れ。今の政界はぐしゃぐしゃになっている」「(Q.どうするべきだと?)政界再編は起きる。間違いなく。こんな状況が続くわけない」「(Q.総理の指導力は?)指導力があったら、こんなことにならないだろう」

 派閥に逆風が吹くなか、自民党幹部はこう話します。

森山裕総務会長
「(Q.与党からも派閥解消論が上がっているが?)政策集団としての組織は、非常に大事なことなのではないかと思っています」

■西村前経産大臣“惜別の思い”SNS投稿

 揺れる自民党。そんななか、あるSNSへの投稿が波紋を広げています。

 黄色をベースとした明るい花束を受け取り、大勢の職員からの見送りに手を振る姿。事実上、更迭となった西村康稔前経済産業大臣のインスタグラムの投稿です。

西村氏のSNS
「1年4カ月にわたり、私を支えてくれた職員の皆さんから拍手と温かい言葉で見送られ、涙の出る思いでした」

 惜別の思いをつづった西村氏でしたが、説明責任についてはこれまで通りです。

西村氏のSNS
「改革の道半ばで退任することとなり、残念な思いですが、まずは捜査に協力し、しかるべき時がくればしっかりと説明責任を果たしたいと思います」

 安倍派の事務総長を務めた経験もある渦中の西村氏。政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、次のように話します。

田崎氏
「(西村氏は)非常に実務能力は高い。課題が設定されたときに、素早く処理していく能力が高い。一方で本人は、自分のやっていることは正しい、まだまだやれると思っているのでは。ちょっと世間が見ている目と、彼自身の評価にズレが生じるときがあって、ちょっと常識的にマズい行動をしてしまうところがある。ちょっと疑問に感じているところです」

(「グッド!モーニング」2023年12月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

イスラエルとハマス大規模衝突 双方合わせて1100人以上死亡(2023年10月9日)

 イスラエルとイスラム組織「ハマス」の衝突が大規模なものに発展しています。これまでに双方合わせて1100人以上が死亡しました。

 「ハマス」の大規模な攻撃開始から2日目となった8日も、イスラエル南部ではパレスチナのガザ地区に近いエリアで銃撃戦が断続的に起きています。

 地元メディアによりますと、イスラエル側の死者は少なくとも700人に上っています。

 一方で、イスラエルによるガザ地区への報復攻撃では、現地保健当局の発表で、413人が死亡したとされ、双方合わせて1100人以上が死亡しています。

 また、この衝突を受け、世界の大手航空会社は相次いでテルアビブの空港の発着便をキャンセルしています。
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【速報】安倍元総理銃撃の瞬間 “銃声”直後に悲鳴も ※大きな音にご注意ください(2022年7月8日)

 視聴者が撮影した、安倍元総理銃撃の瞬間の映像を入手しました。銃声の大きな音が流れます。不快に感じられる人もいらっしゃるかもしれません。視聴の際は十分、ご注意下さい。
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【訃報】お笑いコンビ「カントリーズ」のえざおさん 40歳で急死(2023年9月23日)

https://youtube.com/watch?v=E-z2–lYIoU

 お笑いコンビ「カントリーズ」のえざおさん、本名・江澤伸行さんが、21日に亡くなったことを所属事務所が発表しました。40歳でした。

 所属事務所は公式サイトで「弊社所属のカントリーズ・えざおが2023年9月21日(木)40歳にて急逝いたしました。ここに生前に賜りましたご厚誼に深く感謝するとともに謹んでお知らせ申し上げます」とコメント。

 葬儀は関係者のみで執り行うということです。

 「カントリーズ」は、えざおさんが亡くなる前日の20日、都内で開催されるお笑いライブに出演する予定でしたが、えざおさんの体調不良のためライブは中止となっていました。
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芸能界のご意見番・美川憲一が“ジャニーズ性加害問題”に赤裸々激白!!(2023年9月12日)

歌手の美川憲一が自身のライフワークの一つ、秋恒例のコンサート「美川憲一ドラマチックシャンソンコンサート2023」を9月11日に開催。本番を前に取材に応じジャニーズ事務所の性加害問題を記者から聞かれて、思う本音を赤裸々に語った。これまでの芸能生活で”ジャニーズ性加害問題”を知っていたかの質問には「ずーっと知っていましたよ!どっぷりでしたから」と衝撃発言も飛び出した。
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全面否認から一転…認めた理由は 死刑判決受けた「工藤会」元トップら控訴審(2023年9月13日)

https://youtube.com/watch?v=DJ2ze9qu_s8

 死刑判決を受けた「工藤会」トップらの控訴審が始まりました。全面否認から一転、一部の事件はナンバー2が独断で指示したと主張しました。

■全面否認から一転“独断で指示”

 一般市民が暴力団の標的となった事件。その控訴審が始まりました。日本で唯一、「特定危険指定暴力団」に指定されている工藤会。北九州を拠点に数々の事件を起こしたとされ、ロケットランチャーも押収されています。

 今回の控訴審、元漁協組合長への殺人罪など一般市民を組織として襲撃した罪に問われています。福岡県警が“頂上作戦”と名付けて逮捕したのが組織のトップ、“総裁”の野村悟被告と“ナンバー2”の田上不美夫被告の2人です。1審では死刑・無期懲役の判決が言い渡されています。

 これまで全面否認していた2人。ただ、元組員は気になる話をしていました。

 工藤会系元組員:「控訴審で田上会長は2つの事件くらいで『自分が指示した』と言うと」

 その言葉通り、全面否認していた主張を一転させました。その理由はどこにあるのでしょうか。

■工藤会元トップら控訴審 認めた理由は

 13日に行われた控訴審。全面否認していたナンバー2の野村被告が主張を一転させました。

 田上被告(工藤会“ナンバー2”):「2つの事件について独断で指示した」

 トップの野村被告は改めて関与を否定しました。工藤会系の元組員は控訴審の前、こう話していました。

 工藤会系元組員:「控訴審で田上会頭は2つの事件くらいで『自分が指示した』と言うと。(野村総裁の)死刑を回避させるために」

 検察側は「野村被告の刑事責任を免れさせようとして信用できない」と指摘、控訴棄却を求めました。
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萩生田氏を「重要閣僚」で検討 党役員人事・内閣改造 骨格維持し「大幅交代」か(2023年9月11日)

 13日に予定されている自民党の役員人事と内閣改造について岸田総理大臣は、萩生田政調会長の重要閣僚への起用を検討していることが新たに分かりました。

 (政治部・岡香織記者報告)
 萩生田氏は岸田総理がいる公邸に入りました。岸田総理は、萩生田氏について最大派閥の安倍派の幹部であり、政調会長としての手腕も評価していて複数の関係者によりますと、要職に起用する方向で調整しています。

 岸田総理は、この後茂木幹事長とも個別に会談します。

 茂木氏が「ポスト岸田」を狙う一人なうえに、事前の相談もなく少子化対策などを発信したことへの不信感から、当初、交代させることも検討していました。

 岸田総理はこうした言動に釘をさしたうえで、来年秋の総裁選への対応を確認し続投の最終判断をするとみられます。

 一方、閣僚人事については、派閥からの要望もふまえたうえで総裁選を争った河野大臣や高市大臣の処遇、女性の登用などを検討します。

 官邸関係者は「大幅交代になる」との見方を示していて、官房長官や外務大臣など、政権の骨格となるポストが焦点となります。
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ロシア・トルコ首脳会談始まる プーチン大統領「穀物協議応じる用意」(2023年9月4日)

https://youtube.com/watch?v=UXNYpbyNJNY

 ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領がロシア南部のソチで約1年ぶりに直接対面し、首脳会談を行いました。

 ロシア プーチン大統領:「穀物合意についてあなたが話すつもりだと分かっています。我々は交渉に応じる用意があります」

 プーチン大統領は会談の冒頭でロシアが7月に離脱した黒海を通じた「穀物回廊」=ウクライナ産穀物の輸出合意について「交渉に応じる用意がある」と述べました。

 ただ、ロシア産農産物の輸出などを条件に挙げていて、合意が再開できるかは不透明な状況です。

 トルコのエルドアン大統領は「トルコとロシアの関係において今、最も重要なことは穀物回廊についてだ」と述べたほか、トルコメディアはロシアとウクライナの停戦交渉に向けて仲介役を申し出るつもりだと報じています。

 エルドアン大統領はプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の双方と対話ができる数少ない首脳です。
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新型コロナ分科会会長の尾身氏 総理に“最後のお願い”「感染症に強い社会を」(2023年8月29日)

 新型コロナの政府分科会の会長などを退任する尾身茂氏が総理官邸を訪れ、岸田総理に「最後のお願い」として「感染症に強い社会に向けて努力する必要がある」と伝えました。

 尾身茂氏:「肩の荷が降りたっていう感じですかね。最後の総理へのお願いというか提案は、これからやはり、これだけの思いをしたのでこの教訓を生かして感染症に強い社会に向けて努力する必要があると思う」

 尾身氏は岸田総理から「丁寧なねぎらいの言葉をいただいた」と述べたうえで「人間は誰しものど元過ぎれば熱さ忘れる」として、平時から感染症危機に備える重要性を伝えたと明かしました。

 また、尾身氏は政府分科会の会長として自らが経験した問題や悩みなどの体験をまとめ、近く公表したいと述べました。

 政府は今後、9月1日に発足する「感染症危機管理統括庁」で対策を一元的に行う方針です。
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ウクライナの国会議員 モルディブ旅行で捜査(2023年7月28日)

 ロシアとの戦闘が続くなか、ウクライナの国会議員がインド洋のリゾート地モルディブへ家族旅行に出掛けていたとして、当局が捜査を始めました。

 ウクライナ国家捜査局は国外渡航書類に嘘のデータを記載した疑いでユーリイ・アリストフ議員への捜査を開始したと発表しました。

 ウクライナではロシアの侵攻を受けて休暇中の公務員の国外渡航が禁止されていますが、ウクライナ国家捜査局によりますと、アリストフ氏は今月中旬、モルディブの高級ホテルに滞在していたということです。

 アリストフ氏は先月5日から今月22日の間ウクライナ国外にいて今月10日に国外から病気休暇願を提出していたということです。

 自宅への家宅捜索では、モルディブの出入国スタンプが押されたパスポートなどが押収されました。

 裁判で有罪とされた場合、最長で3年の禁錮刑が科せられる可能性があります。

 アリストフ氏は議員辞職願を提出し、「捜査に協力し事件に関する情報を提供する準備がある」などとコメントしています。

 ゼレンスキー大統領は名指しは避けたものの「ウクライナの利益のかわりに内部での裏切り、ビーチ(での休暇)や個人的な富を得ることは怒りを引き起こす」と演説で怒りをあらわにしました。
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焦点はウクライナへの“複数年”支援 NATO首脳会議が開幕(2023年7月11日)

https://youtube.com/watch?v=Thu6yFVn1VQ

NATO首脳会議が日本時間11日午後8時過ぎ、開幕しました。ウクライナへの長期的な軍事支援が打ち出せるかが焦点です。

首脳会議は、バルト三国のリトアニアで2日間に渡って開かれます。

ウクライナへの全面侵攻が始まってから500日が経過するなか、さらなる長期化を見据え“複数年”という単位での軍事支援をウクライナに表明するべく、加盟国の協議が行われているとみられます。

ウクライナが長年求めてきたNATO加盟についても、将来の加盟に向けた道筋が議論される予定です。

前日には、スウェーデンのNATO加盟について難色を示していたトルコが態度を翻し、スウェーデンの加盟がほぼ確実になりました。
NATO・ストルテンベルグ事務総長:「スウェーデンのNATO加盟は、この重要な時期において、全NATOの安全保障に恩恵をもたらす歴史的一歩となります」

これで北欧5カ国すべてがNATO陣営に加わることになり、ロシアはさらに苦しい立場に立たされることになります。
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