【速報】「金」価格が過去最高値を更新 1グラム9886円(2023年7月5日)

 金の国内小売価格が1グラムあたり9886円を付け、過去最高値を更新しました。

 金の国内小売価格の指標とされる田中貴金属工業の店頭販売価格は5日、1グラム=9886円になりました。

 前日から21円上昇していて、4日連続で値上がりしました。

 1ドル=144円台の円安基調が続く為替の影響が大きな要因とみられています。

 金は「有事の金」といわれ、戦争や災害など世界経済を揺るがすような事態が発生すると需要が高まる傾向があります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

ロシア “日本に対する勝利の日”制定へ…専門家「愛国心をより駆り立てたい思いも」【知っておきたい!】(2023年6月22日)

https://youtube.com/watch?v=TS25SkEhV-0

 ロシア下院は20日、これまで「第2次大戦終結の日」としてきた9月3日を「軍国主義日本に対する勝利と第2次大戦終結の日」に変更する法案を可決しました。

 上院の審議を経て、プーチン大統領が署名し、成立する見通しです。

 日本を名指しした理由について、専門家は次のように話します。

 慶応大学 廣瀬陽子教授:「日本はロシアに対して、次々制裁を科すような状況がありましたし。ロシアからすると、日本は非友好国化している状況だと思う。報復措置の一つだと思う」

 日本を軍国主義と強調していることについては…。

 廣瀬教授:「特に極東地域は日本に対して、(過去の)戦争を含めた嫌な思い出を持っている。極東地域も含むロシア全体での愛国心をより駆り立てたいという思いもある」

(「グッド!モーニング」2023年6月22日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

「お宝」売りたい!客も「ワクワク」 金の価格過去最高1g9876円(2023年6月19日)

https://youtube.com/watch?v=CFnRyZsIytI

 金の価格が過去最高です。1グラムあたり1万円になる日が来るかもしれません。これを機に、家で眠っていた「お宝」を査定に出す人の姿も。

 過去最高を更新している金の価格。

 東京・新宿。貴金属やブランド品を買い取るお店には今、「金を売りたい」という人が次々と訪れています。

 コメ兵・加村晋也マネージャー:「昨年同期比で、先週1週間みてもKOMEHYO新宿店では、1.3倍買い取りの客が増えています」

 大手貴金属会社が発表した金の店頭販売価格は1グラム9876円と、9900円も目前の高値に。

 金を売りに来た人:「(価格が)上がっていますよね。階段のところに貼ってあって。え!?そんなに?フフフフ」

 親族から遺品整理を頼まれてやってきた女性。持ってきたのはイヤリングとネックレスが2本の計3点。

 店舗スタッフ:「こちらの2つ、これがシルバーでこちらメッキなので、この2点は値段つかないので先にお返しさせて頂きます」

 残るは金のネックレスが1本。

 店舗スタッフ:「ちょっと、お調べしますね」

 実はこのネックレス、他の店舗では鑑定できなかったという品物。X線などで素材を調べる特殊な機械を使います。

 果たして、結果は…。

 店舗スタッフ:「18金で間違いないですね」

 気になる買取金額は…。

 店舗スタッフ:「一応こちらで金額としては、3万2100円になります」

 金を売りに来た人:「きのうは『メッキかも』と言われてたので…。高値で買い取ってもらえて安心」

 一方、最近増えているのがインゴットの持ち込み。そう“金の延べ棒”です。買取金額は約94万円。

 金を売りに来た人:「すごいね。現金は使うとなくなっちゃうからね」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

れいわ・山本太郎代表に懲罰動議(2023年6月9日)

 自民党や立憲民主党など与野党は、れいわ新選組の山本太郎代表が参議院法務委員会で議員2人にけがをさせたとして懲罰動議を提出しました。

 懲罰動議では、れいわ新選組の山本太郎代表が8日の参議院法務委員会で出入国管理法の改正案の採決を妨害するため、委員長席に「飛び掛かり2人の議員を負傷させた」と指摘しています。

 れいわ新選組・山本太郎代表:「故意に何かを傷つけようとしたことはなく、何かしら手が当たったっていうことがあるならば、それはもちろんおわび申し上げる案件だろうと」

 自民党・世耕弘成参院幹事長:「我が党の永井議員、若林議員がけがを負ったこの暴力行為はいかなる理由があろうとも決して許されるものではなく、厳格に対処して参りたい」

 来週にも懲罰委員会が開かれ、具体的な対応が協議される見通しです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

入管法改正案が参院法務委で可決 難民申請の回数制限“命の危機に”(2023年6月8日)

 8日午前に参議院法務委員会で可決された出入国管理法の改正案では、難民認定の申請が原則2回までに制限されます。3回目の申請で認定されたロヒンギャ難民の男性が、回数制限によって命の危機にさらされる人が出てくると訴えました。

 入管法改正案では、難民申請について3回目以降は母国への強制送還が可能となります。

 一方、出入国在留管理庁によりますと、これまでに3回目以降で難民に認定された外国人は3人です。

 ミャンマーの少数派イスラム教徒ロヒンギャの男性は、迫害を受ける恐れがあるとして日本で難民申請をしました。

 2回にわたって却下され、2021年の軍事クーデター後に3回目の申請で認定されました。

 男性は、申請の回数制限によって強制送還されれば、命の危機にさらされる人が出てくると訴えます。

 ロヒンギャ難民の男性(39):「困っているから難民申請している。それは2回が3回になったからって、無理やり帰ってもらうというのは変。ミャンマー政府は本当にいっぱい人を殺している。(送還されて)捕まったら終わり」

 改正案では、「相当の理由」があれば強制送還を停止できる規定もあり、適切な運用が問われます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

ゼレンスキー大統領 来日の狙い 「G7とウクライナ」連携強調(2023年5月20日)

https://youtube.com/watch?v=eHn2Drq_TDU

 ゼレンスキー大統領の今回の来日で、G7(主要7カ国)サミットにどんな影響があるのでしょうか。

 (政治部・土田沙織記者報告)
 ゼレンスキー大統領は、約1時間ほど前にサミット会場に到着しました。

 21日はG7の首脳と初めての直接会談が実現し、岸田総理大臣などと個別の会談も予定されています。

 政府関係者によりますと、今回の来日はウクライナ側からの強い意向を受けてギリギリまで慎重に調整が進められてきたということです。

 そのうえで、「ゼレンスキー大統領を真ん中にG7首脳が並ぶ、その姿を世界に向けて発信すること自体、G7のウクライナへの連帯を印象付けられる」と意義を強調しています。

 また、ゼレンスキー大統領は欧米とロシアのどちらにも寄らない立場を取るインドなどの招待国も含めた議論にも参加します。

 政府関係者は「アジアを含めて広く国際社会にアピールして、協力の幅を広げられるチャンスになる」と期待を寄せる声もあります。

 一方で、「ロシアから日本への圧力が強まる恐れがある」と懸念する声も出ています。

 岸田総理が各国との橋渡し役として、具体的な成果にどう結び付けられるのか問われます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

「憲法違反だ」政治に不満か…参院選めぐり国を提訴“総理襲撃”木村容疑者(2023年4月18日)

https://youtube.com/watch?v=N4aNIiOoF-Q

和歌山の漁港で岸田総理に爆発物を投げ付けた、木村隆二容疑者(24)が犯行当日に身に着けていたリュックの中身が判明しました。

何らかの液体の入った水筒。粉末が入った小瓶。約30センチ四方で、厚さ2ミリほどの金属製の板。ライターとスプーンも入っていました。ライターは、リュックにあったものとは別に、もう1つ所持していたということです。

捜査関係者によりますと、この漁港で総理や閣僚といった要人の警護をした実績は、今のところ確認されていません。

犯行の動機は分かっていませんが、現行の選挙制度に不満を抱えていたとみられ、国を提訴していました。

裁判記録などによりますと、木村容疑者は当時23歳。公職選挙法で定められた30歳以上の被選挙権を満たさず、供託金の300万円も用意できなかったため、参院選に立候補できませんでした。こうした状況を憲法違反だとして、国に10万円の損害賠償を求めました。

国賠訴訟『準備書面』から:「満23歳の原告が、満30歳と同じ『大人』であるにもかかわらず、社会的経験に基づく思慮が十分でないとするのは差別である。被選挙権年齢を成年年齢以上に設定していることに、何ら理由がないことは明白である」

こうした書面を木村容疑者は自分で用意したのかもしれません。というのも、裁判は、代理人弁護士をつけない『本人訴訟』で行われていました。本人訴訟とは、どういったケースで行うものなのでしょうか。

永沢徹弁護士:「この種の国家賠償の訴訟、行政訴訟というのは、自分の思いの丈を国家にぶつけたい、政治信条を貫く手段として、訴訟を使うことが比較的多い」

民事裁判での本人訴訟は珍しくありません。簡易裁判所の場合、7割以上が当事者双方、本人訴訟です。ただ、専門的な書類を個人で作成することは簡単ではありません。木村容疑者の文面について、弁護士はこう話します。

永沢徹弁護士:「最高裁判例の要約をしたものが、自分の論拠に使われているのは、法律家がよく使うやり方ですので、そういった意味では、なかなかこなれた文章だなと思います」

ですが、ほころびも…。

永沢徹弁護士:「一方で、岸田総理の国葬の判断について述べている点は、これは選挙権が害された主張とは直接結びつかない。他の部分は、憲法違反を根拠を持って理路整然と主張しているわけですが、この部分だけは若干、違和感があると感じます」

裁判の記録によりますと、木村容疑者は、具体的な政治家の名前を挙げて、自らの主張を展開しています。

国賠訴訟『準備書面』から:「故安倍晋三の様な既存政治家が、政治家であり続けられたのは、旧統一教会の様なカルト団体、組織票をもつ団体と癒着していたからである。普通選挙を行っていれば、有権者にとって適当な候補者が立候補できるから、投票率は上がり、組織票の割合は下がり、特定団体と癒着した候補者は少なくなり、議会制民主主義は保たれるのである」

そして、岸田総理の名前も…。

国賠訴訟『準備書面』から:「岸田内閣は、故安倍晋三の国葬を世論の反対多数の中で、議会での審理を経ずに閣議決定のみで強行した。このような民主主義への挑戦は、許されるべきものではない。政治家が国民のために存在しないに至ったのは、制限選挙を続けてきたからであり、既存政治家がそれによって当選する仕組みを作り上げたからである」

神戸地裁は去年11月、被選挙権の年齢の規定や供託金の額は「合理的な理由があり、憲法違反にあたらない」として請求を棄却しました。木村容疑者は、この判決を不服として大阪高裁に控訴。来月下旬、判決が出る予定でした。

裁判を時系列で追うと、訴状を作成した日付の約3週間後、安倍元総理の銃撃事件が起きました。そして、裁判のさなか、木村容疑者は地元・川西市議の市政報告会に参加していたとみられます。その場には、大串デジタル副大臣がいて、木村容疑者とみられる男から話しかけられていました。

大串デジタル副大臣:「市会議員になることに関心があるような話でしたね。被選挙権を法改正してほしいというような。誰でも選挙に出られるようにするのが、本来の憲法の趣旨じゃないかと」

その一方で、政策についての話は一切なかったといいます。国に損害賠償を求める訴えに加え、副大臣への直訴。被選挙権の年齢引き下げに強いこだわりを持って、一刻も早く議員になりたがっていた理由は、見えていません。

容疑者の裁判について書き込まれているTwitterのアカウントがあります。開設されたのは、木村容疑者が提訴した、去年6月。訴状の画像とともに「参院選に立候補出来なかったとして、20代前半の原告が国を提訴しました」とコメントしています。

裁判日程などの情報も木村容疑者の裁判と一致していて、警察も存在を把握しています。なかには、岸田総理を批判するツイートも…。

容疑者の裁判について書き込まれているTwitter:「岸田首相も世襲3世ですが、民意を無視する人が政治家には通常なれません。世襲がはびこる原因は、立候補するだけで300万円もの供託金を要求する違憲な公選法があるからです。庶民は立候補出来ず、民主主義は崩壊します」

木村容疑者の弁護士:「(Q.どんな話を)答えられない。(Q.どんな様子。ぐったりしていたとか、疲れていたとか)(Q.認めたり否認とかは)中身については、お答えは控えさせてもらう。(Q.普通の雑談には応じる)ごめんなさい。事務所に戻ります」

捜査関係者によりますと、木村容疑者は黙秘を続けているといいます。17日に病院に行ったとの情報については、取り調べに支障が出るものではないとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

【速報】岸田総理の遊説現場で“爆発音” 男が取り押さえられる 和歌山市雑賀崎(2023年4月15日)

 岸田総理大臣が衆議院の補欠選挙の応援演説で訪れていた和歌山市の雑賀崎で爆発音が聞こえ、男が1人取り押さえられました。

 爆発音は、岸田総理が応援演説をする前に聞こえました。

 男1人がその場で取り押さえられたということです。

 そのおよそ1分後に現場では白い煙が上がりました。

 警察が詳しい状況を調べています。

 岸田総理は、すぐに安全な場所に離れ、無事だということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

総理狙い爆発物か 24歳男「弁護士が来てから話します」(2023年4月15日)

 岸田総理が選挙の応援演説会場で訪れた、和歌山市の漁港で爆発音があった事件で、兵庫県に住む24歳の男が逮捕されました。

 捜査関係者によりますと、兵庫県川西市の木村隆二容疑者は15日午前11時半ごろ、和歌山市の雑賀崎漁港で選挙の演説会場に訪れた岸田総理の近くで、爆発物のようなものを投げ入れた、威力業務妨害の疑いが持たれています。

 この際、現場にいた警察官1人が軽いけがをしました。

 木村容疑者は警察の調べに対して、「弁護士が来てからお話しします」としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

集めた金で「無人島やクルーズ船」 “ウソ投資”で200億円詐取か(2023年2月9日)

https://youtube.com/watch?v=a8dkqkCjZB4

 「毎月4%の配当が入る」などと嘘の投資名目で現金をだまし取ったとして逮捕された投資会社の社長ら男女8人。8人は約200億円を集めていたとみられ、一部は無人島やクルーズ船、高級外車を購入する資金に使われていました。

 紋付の羽織姿で新年のあいさつをするのは、投資会社「フリッチクエスト」の社長・森野広太容疑者です。詐欺の疑いで逮捕されました。

 逮捕されたのは、森野容疑者ら合わせて男女8人。嘘の投資話を持ち掛けて、宮城県の30代の男性ら4人から出資名目でおよそ5700万円をだまし取った疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、8人は「1口100万円から投資可能」「毎月4%の配当が入る」などとうたって出資を募っていました。

 被害者の会代表:「海外で投資というか、FXなどのスペシャリストがいて、しっかり配当が出るシステム。4%出せるみたいなシステムだった」

 どのように出資者を募っていたのでしょうか。

 投資をした被害者:「最初は『投資があるよ』と飲み会で知り合った人に言われて、最初は断っていたんですけど」「交流会に参加した。そこで投資の話を持ち掛けられた。社会人交流会みたいなもので」

 そこで紹介されたのが「フリッチクエスト」という会社です。

 フリッチクエスト社長・森野広太容疑者:「コロナ禍のなか、色々、大変なこともあると思うんですけど、フリッチクエストに来られたら日常を忘れて温かい何かに包まれるような、そんな会社を目指してやっていきたい」

 森野容疑者らは月に1回、ある催しを開いていました。

 森野広太容疑者:「僕らがやっている『おもてなし会』の方も、月に1回の皆さんのオアシスになれたらと毎回、毎回テーマを変えてやっているんですが」

 「おもてなし会」というイベントです。

 投資をした被害者:「ご飯を食べたりとか、それこそ、どこかの遊園地を貸し切りにして、そこで遊んでみたいな形にしたり」

 被害者の会代表:「(紹介者と)何度か食事に行ったり、遊んだりしたのですが、その後に『おもてなし会』に行って投資してしまったという経緯」

 出資者への配当は、その「おもてなし会」で現金で手渡されていました。そして、出資も現金でのみ受け付けていました。さらに…。

 投資をした被害者:「お金を借りたうえで、返金しながらも自分のところでインとして少し残せるからやってみないかと」

 森野容疑者らは、出資金を用意できない人には銀行や消費者金融から借り入れをさせていました。

 被害者の会代表:「大体、君くらいだったら600万円くらい借りられるよと言われて、消費者金融から一日で何社も借りて、800万くらい借りましたね」

 投資を名目に金を集めていましたが、実際に使われたのは無人島や高級車やクルーズ船の購入。そして、森野容疑者の遊興費がほとんどでした。

 警視庁は、20代から30代を中心に全国およそ3300人から200億円を集めたとみて調べています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

ロシア国内への攻撃も…ウクライナ国防省「春に大規模攻勢」(2023年1月5日)

 ウクライナ国防省の情報機関のトップはアメリカメディアの取材に応じ、「春に大規模攻勢を計画している」と明らかにしました。

 ウクライナ国防省のブダノフ情報局長はアメリカABCテレビのインタビューで、「3月は戦闘が最も激しくなる」との見方を示しました。

 「ウクライナは春に向けて大規模攻勢を計画している」と明らかにしたうえで、作戦はロシアが併合を宣言したクリミア半島や東部・ドンバス地域に限らず、ロシア国内でも展開されるだろうとしています。

 ロシア国内への攻撃に対する自国の責任については「戦争が終わるまで答えられない」として回答を避けました。

 プーチン大統領の健康状態について聞かれると、プーチン氏に近い人物から得た情報として「がんを患っている」と述べたうえで「死期は近いがその前に我々が勝利を収める」と語りました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

独自「火炎瓶持って…」供述で判明した旧統一教会“襲撃計画”安倍元総理を狙った理由(2022年7月12日)

安倍元総理を銃撃した山上徹也容疑者(41)の、これまで明らかにされていなかった詳細な供述を取材することができました。

山上徹也容疑者:「私は、近鉄大和西大寺駅近くで、選挙の演説をしていた安倍元総理を散弾銃で撃って殺そうとしました。本当は統一教会のトップを狙っていましたが、韓国にいて、コロナウイルスのために日本に来ませんでした。安倍元総理を狙って撃てば死ぬかもしれないことは分かっていましたが、どうしても統一教会が許せず、そこにつながっている安倍元総理を散弾銃で撃ったのです」

はっきりと認めた“強い殺意”。そして、山上容疑者が語ったのは、長年にわたって膨らんでいった“恨み”でした。

山上徹也容疑者:「20~30年前に、母親が統一教会に入会しました。その後、多額のお金を振り込んだ影響で破産。それがそもそもの元凶です。その頃から恨んでいました。当時はナイフ1本を持って、教会の会合などをしている周辺をウロウロしたりしていました。トップの韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁をずっと狙っていました」

韓鶴子氏は“旧統一教会”の創設者の妻であり、名前を変えた現在の『世界平和統一家庭連合』の総裁を務める人物です。

山上容疑者の母親は1998年、山上容疑者が高校3年生の時に、当時の統一教会に入会したとみられています。

どれだけ献金していたのかなど、詳しくは分かっていませんが、山上容疑者の母親は2002年に自己破産しています。

山上容疑者の実家からは「家庭を壊された」と、積年の恨みを走り書きしたようなノートも見つかっています。

山上容疑者は韓総裁に対し、実際に行動を起こしていたことも新たに分かりました。

山上徹也容疑者:「2~3年前に、愛知に韓総裁が来ていました。その時、火炎瓶を持って行きました。教会のメンバーしか会場内に入れなかったので、行くだけで何もできませんでした」

3年前、韓総裁が来日した際、火炎瓶で襲撃を試みようとしたと山上容疑者は話しています。

その後、コロナのパンデミックによって、韓総裁が来日する機会は訪れませんでした。

すると山上容疑者は、恨みの矛先を安倍元総理にも向けるようになります。

山上徹也容疑者:「元凶は韓総裁かと思っていました。だから韓国に行って殺ってやろうかとも思いましたが、出国などできないと思いやめました。韓総裁を日本に連れてきた岸元総理の孫ということで、安倍元総理も一緒と思っていました。今年の3月か4月に、安倍元総理が統一教会に向けてビデオメッセージを送っていました」

岸元総理の名前を口にする山上容疑者。ただ、団体側は11日の会見でこう説明しています。

世界平和統一家庭連合・田中富広会長:「私たち法人との関係というよりは、創設者の文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁、韓鶴子総裁が推進する平和運動に、強く理解を深めてくださっていたと私は理解しています。私たちの教団は、韓国から宣教師が送られてきて、その宣教師によって1人から2人3人と広がって定着した宗教団体です。従って、その動きのなかに岸元総理が何か特別な計らいをしたとか、あるいは特別な影響を与えているかということは、まずないと思います」

また、安倍元総理のビデオメッセージについては、別の組織である友好団体宛に送られたものだったと説明しています。

山上容疑者は、自作した武器のことも詳しく供述しています。作っていたのは銃だけではありませんでした。

山上徹也容疑者:「圧力鍋の爆弾等を最初に作りました。試しに爆発させたりしましたが、特定の誰かを狙うのは向いていませんでした。銃ならば狙って撃てると思い、銃を作りました。昨年の秋ごろに銃は完成し、弾はネットで空の薬莢(やっきょう)を買ってから火薬を詰めました」

そして、実際に行動を起こします。それが事件前日の7日、岡山市民会館での演説です。

山上徹也容疑者:「実際に安倍元総理を殺そうと動いたのは、岡山県に行ったことです。自民党のホームページで、安倍元総理が岡山に応援演説に行くと予定表があったので、自分も岡山に行きました。3発発射できる銃を持っていきました。黒いリュックに入れて、弾は入った状態で、バッテリーだけ外して持っていきました」

岡山に向かう前、7日の未明には、奈良市内にある教会関連施設に隣接する建物へ“銃の試し撃ち”をしたとみられます。7日午前4時ごろ、その銃声と思われるものが防犯カメラに捉えられていました。

しかし、岡山で犯行に及ぶことはありませんでした。その理由も詳しく話しています。

山上徹也容疑者:「安倍元総理が会場に入る時か出る時を狙っていましたが、裏口からの入退場で、周りにSPがいるので、結局その日は何もできませんでした。帰りの新幹線で、自民党のホームページで、安倍元総理が翌日、奈良県に来ることが分かりました。岡山で実行できなかったので諦めかけていましたが、奈良に来るということなので、この日に安倍元総理を殺そうと思いました」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

「オバイデン」トランプ氏が強烈批判 中間選挙で現・旧大統領が舌戦(2022年11月7日)

https://youtube.com/watch?v=Ba23prZIu9g

 アメリカ中間選挙の投票日を8日に控え、現大統領、旧大統領、3人が舌戦を繰り広げています。トランプ氏は記録的なインフレを巡り、民主党の2人を「オバイデン」とちゃかし、経済政策を強く批判しています。

 バイデン政権の評価を問う、アメリカの中間選挙が現地時間8日に迫るなか、この人の気勢が上がりに上がっています。

 共和党・トランプ前大統領(76):「我々の国を成功に導き、安全で輝かしい国にするために、私がもう一度やらなければならないだろう。乞うご期待」

 アメリカの複数のメディアは2年後の大統領選挙に向けて、今月14日に再出馬宣言をすることを検討していると報じています。

 結果的にそのトランプ前大統領を勢いづかせてしまっているバイデン大統領。

 アメリカを襲う記録的な物価高への不満が収まりません。

 この日も「(Get out of here!)出ていけ!」「(We want Trump!)トランプが良い!トランプが良い!」とやじが飛んで演説が中断する一幕がありました。

 バイデン大統領(79):「言わせてください…」

 バイデン大統領の不人気で厳しい局面を迎えている民主党の頼みの綱は、現在も根強い人気があるオバマ元大統領です。

 現地時間5日、そのオバマ元大統領とバイデン大統領は激戦となっているペンシルベニア州を訪問、支持を呼び掛けると。

 そのペンシルベニア州にトランプ前大統領もプライベートジェットで降り立ちました。

 共和党・トランプ前大統領:「我々の政権では物価高はなかった。史上最高の経済で物価高はなかった」

 トランプ前大統領は、バイデン政権がもたらした経済的ダメージはアメリカ史上最悪の大統領5人を合わせても及ばないと酷評。

 民主党のツートップをこう、ちゃかしました。

 共和党・トランプ前大統領:「オバマとバイデン…我々はオバイデンと呼んでいるが、彼らはペンシルベニアの別の場所にいたがハエが群がっていたよ」

 現在、上下両院とも与党の民主党が主導権を握っていますが、世論調査では下院は野党・共和党が優勢、上院はほぼ互角、予断を許さない状況が続いていて、特にペンシルベニアなどの4つの州が勝敗の鍵を握る激戦州となっています。

 その一つ、ネバダ州では伝統的に民主党支持が多かった中南米系の移民が物価高など家計が苦しくなったことなどを理由に共和党支持に変わる現象が起きているとされています。

 中南米系アメリカ人:「共和党はよく働き、よく戦い、国を愛していますが、民主党はこの国のために働いていません。それが共和党に乗り換えた理由です」「トランプを尊敬しています。彼は中南米系のビジネスを評価してくれていますから。時々、中南米系を軽視する発言があるので一貫性はほしいですがね」

 トランプ前大統領は、自らが支持した共和党の候補者が多く勝つことで共和党勝利の立役者として大統領選再出馬宣言というシナリオを描いているとみられます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

「皆の者出陣じゃ!」木村拓哉さん 信長まつりに登場(2022年11月6日)

https://youtube.com/watch?v=484NIX6jLlQ

 俳優の木村拓哉さんが織田信長役を務める「ぎふ信長まつり」の騎馬武者行列が6日午後から始まり、集まった多くの人から歓声が上がりました。

 岐阜市で3年ぶりに開かれる「ぎふ信長まつり」では、騎馬武者行列の観覧募集の定員1万5000人に対し、96万人余りの応募がありました。

 信長役を務める木村拓哉さんらが練り歩く金華橋通りでは、抽選に当たった人たちから歓声が上がり、かつてない盛り上がりをみせています。

 抽選に外れた人が詰め掛け事故などが起きないように岐阜市は歩道の立ち入りを禁止し、警察もいわゆる「DJポリス」を配置するなど対策を強化しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

トランプ邸捜索 連邦地裁が司法省に「宣誓供述書」提出を命じる(2022年8月26日)

https://youtube.com/watch?v=CFb56bJsk1k

 アメリカのトランプ前大統領の邸宅に対する捜索を巡り、裁判所は司法省に対して、捜索の根拠などが記された「宣誓供述書」の一部を公開するよう命じました。

 「宣誓供述書」はFBI(連邦捜査局)が8日に行ったトランプ氏の邸宅「マー・ア・ラゴ」の捜索令状を取得するために使用した文書です。

 捜査方針などが記されているため、司法省は公開に反対していましたが、連邦地裁の判事は26日正午までに公開するよう命じました。

 捜査に影響を及ぼす情報は黒塗りで隠すことも認めていますが、捜査中の事案の「宣誓供述書」が一部でも公開されるのは極めて異例です。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp